日経平均は653円安(9時5分現在)。今日の東京市場は売りが先行した。先週末の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなる。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.69%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.10%下落と、ダウ平均と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が強含みとなっていることも東京市場で投資家心理を慎重にさせた。さらに、今週は、16日に11月の米雇用統計、18日に11月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、また、18-19日には日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、日経平均はこのところ節目の50,000円を下回ることなく推移しており、株価の下値は堅いとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
日経平均は653円安、寄り後は下げ幅拡大
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