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日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感が緩和

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比-1.51(低下率5.06%)の28.34と低下した。なお、高値は30.76、安値は28.34。昨日の米株式市場でダウ平均が下げた流れを受け、今日の東京市場は朝方は売り優勢の展開となり、日経225先物は取引開始後に下落。しかし、日経225先物は昨日までの続落で1300円下落しており、今日は下値では買い戻しの動きが見られ、朝方の売り一巡後は上げに転じるなど、下値の堅い展開となった。こうした株価動向を映し、朝方にやや広がったボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和し、日経VIは午前の中頃からは昨日の水準を下回り、低下幅を拡大する動きとなった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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