(13時30分現在)
S&P500先物 6,980.50(-2.00)
ナスダック100先物 25,882.75(+2.25)
米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は22ドル安。米長期金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
前営業日のNY市場は続伸。ダウは終値で過去最高値を更新し、S&P500も同様に最高値を塗り替え、ナスダックも小幅高。クリスマスイブの短縮取引ながら堅調な値動きを維持し、薄商いのなかでも年末特有のフローが相場を押し上げた。半導体大手マイクロンは好調な業績見通しを受けて続伸し、ハイテク買いを誘発。一方、エネルギーセクターは原油の伸び悩みを背景に軟調地合いに。全般的にはリスクオンのムードが広がった。
本日は伸び悩みか。年内の主要イベントを通過し手がかり材料に乏しいなか、米長期金利の低下が一部の出遅れ銘柄への買戻しを誘発する可能性もあり、相場全体の下支え要因となる。全般的に方向感は限定的で、個別材料が株価を動かしやすい。ただ、今週公表された7-9月期国内総生産(GDP)が予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測の後退により金利敏感株には上値の重さが意識される。利益確定と押し目買いが交錯しそうだ。