(13時30分現在)
S&P500先物 6,977.25(-2.00)
ナスダック100先物 25,851.25(-12.00)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は15ドル高。米長期金利は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
前営業日のNY市場は軟調。ダウは20ドル安の48710ドル、S&Pとナスダックも小幅安で終了した。投資家の多くが年末年始休暇に入り薄商いとなるなか、弱含む展開に。経済指標の発表がなく、積極的な売買は限られた。全般的に利益確定売りが広がり、相場を圧迫。ただ、個別ではエヌビディアがAI半導体のライセンス契約を結んだとの報道を受けて上昇。ナイキやユナイテッドヘルスなど堅調のディフェンシブ銘柄が相場を支えた。
本日は伸び悩みか。年内の主要イベントを通過し、材料難のなかで方向感を欠く展開が想定される。米長期金利の低下傾向は株式の下支え要因となるものの、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペースに対する思惑が交錯しており、買い一巡後は上値が重くなりそうだ。年末年始休暇を控えたポジション調整や機関投資家のリバランスが意識される一方、サンタクロース・ラリーの流れを背景に、年初から出遅れていたセクターへの循環物色が見込まれる。