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15日の中国本土市場概況:上海総合は3日続落、信用取引規制の強化が引き続き足かせ

15日の中国本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数が前日比13.49ポイント(0.33%)安の4112.60ポイントで取引終えた。

当局の信用取引規制の強化などが引き続き指数の足かせとなった。市場では時価総額の大きい金融株や成長期待の高いハイテク関連に重荷がかかり、リスク回避の流れが継続。海外株安や景気敏感セクターへの警戒感が投資家心理を冷やした。

売りの中心は銀行・保険などの金融セクターで、セクター全体の下押しが相場の重しとなった。これは高値警戒感と相場全体の上昇一服が背景で、投資家のポジション調整が進んだ格好。ハイテク関連も利益確定の対象となり、売買代金の縮小とともに指数の下落圧力が強まった。他方で一部資源・素材や防衛関連には押し目買いが入り、下げ幅を限定する場面も見られた。

一方、非鉄金属や石油関連には逆行高の動きがみられた。商品市況の堅調さや国際需給の改善期待がこれらセクターを支え、相対的に買いが先行する展開。市場全体では底堅さも確認され、主力株以外の一部に下支えが入ったことが示唆された。ただし、投資家心理は依然として慎重で、需給改善や政策期待に対する反応は限定的だった。

個別銘柄では、中国農業銀行(601288/SH)が2.0%安、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が1.9%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.5%安、中国人民保険集団(601319/SH)が1.0%安で引けた。医薬株も売られた。北京福元医薬(601089/SH)が3.9%安、江蘇聯環薬業(600513/SH)が2.9%安、河南太龍薬業(600222/SH)が2.7%安、浙江華海薬業(600521/SH)が2.3%安となった。

半面、非鉄・レアアースの銘柄は買われた。江西銅業(600362/SH)が3.7%高、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.2%高、廈門タングステン業(600549/SH)が2.9%高で引けた。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.91ポイント(0.35%)高の258.96ポイント、深センB株指数が7.98ポイント(0.63%)安の1259.44ポイントで終了した。

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