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株式会社Gunosy:2026年5月期第2四半期決算説明会文字起こし(8)

Gunosy

結果として、売上総利益は右肩上がりで成長しており、一方でコストは緩やかな増加にとどまっています。売上が増加すれば増加するほど利益が残る、非常に効率的なPL構造が実現できています。

さらに、この効率的なPL構造の背景として、sliceは単なるフィンテック企業でも伝統的銀行でもなく、両者の良いところを併せ持つデジタルバンクとしての独自ポジションにあります。特に、デジタルネイティブへのリーチ力と銀行としての資金調達力を兼ね備えており、これが競争優位性の源泉となっています。

ここで、sliceの競争優位性について具体的な数字でも確認できます。
顧客体験とブランド力により低コストで預金を集め、それをデジタル基盤で効率的に運営することで、運営コストを抑えています。この両輪の取り組みが、高い収益性と成長を支えているのです。一般的な銀行であれば、規模拡大の際に支店運営など固定費が増加しますが、sliceはデジタルバンクとして運営しているため、その分のコストが抑えられることが大きな特徴です。

今後の展望としては、利益の積み上げにより自己資本を厚くし、それをテコに預金をさらに集め、貸し出しを増やすという健全な循環が回っています。このサイクルを通じて、今後も資産規模と収益の拡大が見込まれます。加えて、必要に応じて外部資金を調達することで、さらなる成長を実現できる素地も整っています。

最後に、当社の保有比率についてです。冒頭でもご紹介しました通り、sliceに対する当社の潜在株式調整後の保有比率は12.65%であり、引き続き外部筆頭株主として、その成長の果実を最大限享受する体制が整っています。

株式会社Gunosy:2026年5月期第2四半期決算説明会文字起こし(9)に続く

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