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米サンディスクの急伸が支援材料に

 30日の日本株市場はこう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。29日の米国市場は、NYダウが55ドル高、ナスダックは172ポイント安だった。マイクロソフトの下落が重荷になったが、予想を上回る決算を発表したハネウェル・インターナショナル、IBM、キャタピラーが買われ、NYダウを下支えした。シカゴ日経225先物は大阪比変わらずの53310円。円相場は1ドル=153円00銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から小動きで始まろう。前日の日経平均株価は決算評価からアドバンテストの大幅上昇が下支えした。日米ともに主要企業の決算の影響を受けやすく、方向感をつかみにくくさせそうだ。アドバンテストへの買いが継続するかを見極めつつ、利食いに向かわせるようだと、内需系にシフトする可能性も意識しておきたいところだろう。

 もっとも、米国では取引終了後に決算を発表したアップルやサンディスクが時間外取引で上昇しており、サンディスクについては14%を超える上昇のため、キオクシアHD、日本マイクロニクス、KOKUSAI ELECTRIC、住友ベークライト、レゾナック・HDへの支援材料になると考えられ、全体としては半導体やAI関連への物色に向かわせそうである。

 指数インパクトの大きい値がさハイテク株の底堅さが意識されるようだと、日経平均型優位の展開が見込まれる。昨日の日経平均株価は朝方に53000円を割り込んだ後に53742.69円まで切り返し、その後は53300円~53500円辺りでのこう着だった。53000円に接近する局面では、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。

 物色は半導体やAI関連への押し目狙いのほか、昨夕決算を発表したところでは、関電工、カシオ計、ホウライ、コナミG、大同特鋼、NEC、富士通、太洋テクノレックス、キヤノンなどの動向が注目される。

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