東証グロース市場指数 1008.43 +9.57/出来高 3億2609万株/売買代金 1867億円
東証グロース市場250指数 780.04 +7.51/出来高 1億7872万株/売買代金 1566億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって大幅続伸。値上がり銘柄数は327、値下がり銘柄数は221、変わらずは50。
前日10日の米株式市場でダウ平均は小幅反落。国防長官がイランの敗北まで攻撃する姿勢を強調したため戦争激化懸念が再燃し、寄り付き後、下落。その後、中古住宅販売件数が予想外に増加したことが好感されたほか、原油価格の下落で安心感が広がり、上昇に転じた。その後は原油価格の激しい値動きに連れ、売り買いが交錯し相場はもみ合いで終了した。
今日のグロ-ス市場は買いが優勢の展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は1.54%高となった。昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちだったが、米オラクルの決算でAI投資の強さが改めて意識され、東京市場の株価の支えとなった。また、トランプ米大統領がイランとの対話について「条件次第では可能だ」と発言したことなどを受け、中東混迷の終息に対する期待感が高まり、株価支援要因となった。さらに、東証グロース市場指数が、米国とイスラエルによるイラン攻撃前の2月27日につけた高値1011.05ptを一時上回ったことから、買い意欲の強さが意識された。一方、昨日の東証グロース市場指数が3.7%上昇した後ということもあり、短期的な過熱感が強まった。また、イランがホルムズ海峡に機雷敷設を準備している兆候があるとの報道もあり、中東混迷の長期化や原油価格上昇に対する懸念が継続した。こうした状況から、今日の新興市場は買いが優勢だが、取引終盤にかけてはやや上値の重い展開となった。
個別では、第3四半期累計の営業利益が前年同期比2.3倍と上期の88.0%増から増益率が拡大したグリーンエナ、軟骨無形成症治療薬の国内第2相臨床試験で有効性を支持する結果が得られたと発表したリボミック、AIシステム開発の米企業投資目的のSPV持分を7.9億円で取得すると発表したイオレ、発行済株式数の4.53%上限の自社株買いと買付け委託を発表し本日全株取得した粧美堂が上げた。時価総額上位銘柄では、トライアルやMTGが上昇。値上がり率上位には、アーキテクツSJ、インバウンドなどが顔を出した。
一方、「巨額の不適切会計疑惑が浮上」との一部報道が嫌気されたテクノロジーズ、前日に高値更新したがひとまず達成感が意識されたサスメド、前日大幅安の売り地合いが継続したフリー、前日大幅高の反動安となったAlbaLinkが下げた。時価総額上位銘柄では、BUYSELLやサンバイオが下落。値下がり率上位には、ファンペップ、インテグループなどが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 1436|グリーンエナジー | 3660| 595| 19.41|
2| 6085|アキテクツSJ | 2960| 397| 15.49|
3| 7031|インバウンド | 782| 100| 14.66|
4| 4890|坪田ラボ | 345| 42| 13.86|
5| 3628|データHR | 551| 64| 13.14|
6| 157A|Gモンスター | 1491| 145| 10.77|
7| 7779|サイバーダイン | 350| 30| 9.38|
8| 9257|YCP | 840| 70| 9.09|
9| 8938|グロームHD | 319| 26| 8.87|
10| 4893|ノイルイミューン | 163| 13| 8.67|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4881|ファンペップ | 102| -10| -8.93|
2| 4263|サスメド | 1051| -98| -8.53|
3| 192A|インテグループ | 1915| -140| -6.81|
4| 5537|AlbaLink | 3240| -235| -6.76|
5| 5248|テクノロジーズ | 513| -32| -5.87|
6| 4882|ペルセウス | 277| -16| -5.46|
7| 4478|フリー | 2155| -124| -5.44|
8| 7318|セレンディップ | 1853| -86| -4.44|
9| 4937|Waqoo | 1483| -65| -4.20|
10| 4572|カルナバイオ | 328| -14| -4.09|