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11日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、原油や金利高を警戒

■NY株式:米国株式市場はまちまち、原油や金利高を警戒

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は289.24ドル安の47417.27ドル、ナスダックは19.04ポイント高の22716.14で取引を終了した。

消費者物価指数(CPI)がイラン戦争前のインフレ鈍化基調を証明したため寄り付き後、まちまち。その後、各国が最大規模の石油備蓄放出で合意したものの、原油価格が下げ止まり、長期金利が引き続き上昇したため、警戒感に売られた。プライベートクレジット懸念もくすぶり終日戻りが鈍い展開となったが、半導体エヌビディアなどが買われ、ナスダックは上昇。まちまちで終了した。セクター別ではエネルギーが上昇した一方、不動産管理・開発が下落。

電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は中国製EVの売り上げ増加を好感し、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)は人工知能(AI)データセンター開発・建設に向けた戦略的提携でオランダのネビウス・グループに20億ドル投資を発表し、上昇。ピザの宅配サービスを提供するパパ・ジョンズ・インターナショナル(PZZA)はカタールの投資ファンドが同社買収案を提示したとの報道で、上昇した。

カジノリゾート施設運営会社のシーザーズ・エンターテインメント(CZR)は著名投資家のティルマン・フェルティッタ氏が運営するFertittaエンターテインメントが同社買収で協議に入ったとの報道で、上昇。スープや缶詰などの食品会社のザ・キャンベルズ・カンパニー(CPB)は通期の調整後1株当たり見通しが予想を下回り、下落した。

トランプ大統領は記者団に原油価格の上昇が一時的でいずれ下がると主張した。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:原油価格や米長期金利が上昇、ドルは強含み

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円30銭へ反落後、158円98銭まで上昇し、158円95円で引けた。米2月消費者物価指数(CPI)コア指数が鈍化したほか、国際エネルギー機関(IEA)加盟国が過去最大規模の石油備蓄放出で合意したとの報道で原油先安観が広がりドル売りが一時優勢となったが、原油価格が上昇に転じたため長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。10年債入札の低調な結果もドル買いを支援した。

ユーロ・ドルは1.1613ドルまで上昇後、1.1561ドルへ反落し、1.1571ドルで引けた。ユーロ・円は183円60銭から183円97銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3443ドルまで上昇後、1.3394ドルへ反落した。ドル・スイスは0.7778フランから0.7809フランまで上昇した。

■NY原油:反発、石油備蓄の緊急放出承認も原油再上昇を警戒

11日のNY原油先物4月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比+3.80ドル(+4.55%)の87.25ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.79-88.99ドル。報道によると、国際エネルギー機関(IEA)は過去最大規模となる石油備蓄4億バレルの緊急放出を承認した。ただ、中東紛争が短期間で終結する見込みは薄いため、アジア市場で81.79ドルまで売られたものの、ロンドン市場で88.99ドルまで買われている。米国市場では82.00ドルまで下げた後、88.63ドルまで反発し、通常取引終了後の時間外取引では主に88ドルを挟んだ水準で推移。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  48.52ドル   -0.04ドル(-0.08%)
モルガン・スタンレー(MS) 160.89ドル  +0.14ドル(+0.08%)
ゴールドマン・サックス(GS)823.76ドル  -10.05ドル(-1.20%)
インテル(INTC)        47.98ドル   +1.20ドル(+2.56%)
アップル(AAPL)        260.81ドル  -0.02ドル(0.00%)
アルファベット(GOOG)    308.42ドル  +1.49ドル(+0.48%)
メタ(META)           654.86ドル  +0.79ドル(+0.12%)
キャタピラー(CAT)      707.59ドル  -9.09ドル(-1.26%)
アルコア(AA)         66.36ドル   +5.05ドル(+8.23%)
ウォルマート(WMT)      123.49ドル  -1.63ドル(-1.30%)

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