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FXはメンタルとの向き合い方が結果を左右する世界であり、その安定を支える最も普遍的な手段が資金管理であると語る馬さん。
数々の損失を経験する中でロットコントロールの重要性に気づき、適切な資金管理を軸にトレードスタイルを確立。冷静な判断と検証を積み重ねることで安定した成績を残すに至った同氏に、再現性のあるメンタルコントロールと実践的な相場分析について詳しく伺いました。(※ FX雑誌『外国為替』vol.8より再構成/インタビュー日:2023年11月)
投資助言者【馬】氏プロフィール
サラリーマン時代の2000年ごろより、金・プラチナの積み立て投資を開始。2005年ごろより株式投資も開始するが、ライブドアショックなどに巻き込まれ大損してしまう。その後、2011年ごろにFXと出会い、激しいギャンブルトレードを繰り返す。大きく勝つこともあったが負けの方が大きく、資金管理を徹底。最終的に勝ち組トレーダーへと転じ、2017年ごろから専業トレーダーとなる。現在はFXの投資助言サロンを運営するなど、多くの個人投資家を指導中。
順調なスタートから一転、ライブドアショックで大きく被弾
─これまでで印象に残っている失敗や、「やってしまった」と感じた経験を教えてください。
投資助言者【馬】(以下、馬) 具体的な損失額は細かく覚えていませんが、FXを始めた当初は完全にギャンブル感覚でした。ロットを大きく張っていたので、勝てば大きく利益が出る一方で、負ければ一瞬で資金を削られる状況です。逆指値すら理解しておらず、リスク管理の概念もないままハイレバレッジで取引していました。
そのような状態で強制ロスカットを一度も受けなかったのは運が良かっただけで、数十万円単位の損切りは何度も経験しています。株では約2000万円の損失を出しており、それに比べれば小さいとはいえ、FXでも合計で数百万円は負けていたはずです。時期は2006年から2010年頃ですね。
─株で2000万円の損失は相当ですね。負けの原因はどこにあったと考えていますか?
馬 友人に勧められて始めた当初は順調だったのですが、ライブドアショックに巻き込まれてしまいました。もちろん、その友人も同様に大きな損失を出しています。
敗因は、完全に感覚頼りのトレードだったことです。勝因も敗因も説明できない取引は、長期的には必ず負けます。一時的に利益が出ても、それは偶然に過ぎません。同じことを続ければ、いずれ大きく負けて退場する可能性が高いです。
人に説明できない、言語化できないトレードには再現性がありません。そうした状態で勝ち続けているトレーダーはいないと断言できます。これは本当に重要なポイントですね。
─では、安定して勝っているトレーダーとはどのような人でしょうか?
馬 継続的に利益を出しているプロのトレードは、非常に地味です。大きな値幅を取る派手なトレードは魅力的に見えますが、実際にはそれは見せ場に過ぎません。コツコツと積み重ねる地道な取引こそが、本当に勝っているトレーダーの姿だと思います。
─振り返ってみて、誤っていたと感じる学習方法はありますか?
馬 そもそも勉強するという発想自体がなく、感覚だけで取引していたことが間違いでした。投資ではなく、完全に運任せのギャンブルでしたね。FXに真剣に向き合えていなかったと思います。
─その考えを改めるきっかけは何だったのでしょうか?
馬 私は長くパチンコ業界にいたのですが、運だけで打てば最終的に負けることは理解していました。どうせやるなら理論と戦略で勝つべきだと考え、パチプロの思考に近づいていきました。その後カジノも経験しましたが、再現性の高い攻略法ほど面白くないんですよ。FXも同じで、勝つための手法には派手さや楽しさはありません。パチプロのロジックとFXの手法は根本的に同じだと気づいてから、初めて正しい方向で勉強とトレーニングを行うようになりました。
─現在にもつながる重要な気づきは何でしょうか?
馬 負けが続いた結果、トータルで大きな損失を抱えました。それを取り戻すために最初に考えたのが損切りルールです。1回の損失額に上限を設け、その範囲内でトレードを行うようにしました。FX的にいうと、「資金管理の徹底」ですね。
資金管理こそが収支を好転させた分岐点
─収支がプラスに転じたきっかけは何でしたか?
馬 もともと損切りに対してそれほど抵抗がなく、大きく負けても感情的になることは少なかったんですが、資金管理を徹底するようになってからはさらに冷静にトレードと向き合えるようになりました。そうなると自分なりの分析もできるようになって、まだまだ素人ながら根拠のあるトレードができるようになってきました。週や月のトータル収支がプラスになるようになったのは、このころです。
─資金管理の重要性に自力で気づけたのは珍しいと思います。
馬 損切り自体は「やってしまった」という気持ちで終われましたし、切り替えることもできていました。超えてはいけない負け額を感覚的に把握していたんです。最初は感覚的なものでしたが、いろいろと調べていくうちにそれが資金管理というものだったのか、と知りましたね。感覚的にもっていた点と点がつながっていったイメージです。
─資金管理の重要性は、私も強く実感しています。馬さんはどうやってその大切さを伝えていますか?
馬 勝っている人は例外なく資金管理ができていますし、それができていないのに勝っている人は見たことがありません。だからこそ、最初に必ずやるべきこととして伝えています。教科書でいうと、1ページ目です。
Excelなどで具体的な数値を使って説明しますが、最初はそのロットが正しいか分からないものです。ただ、その通りに実践するとメンタルが安定するので、徐々に理解できます。正しい負け方を身につけることで、結果的に勝ち方も見えてきます。
─「正しい負け方」という表現が印象的です。
馬 相場の神様、ジョージ・ソロスも「生き残れ」といってるじゃないですか。派手な相場戦でイングランド銀行をつぶしたほどのおっさんがいうのですから、それが真実だと伝えることもあります(笑)。例えば資金を10分割してエントリーすれば、10回の挑戦が可能になります。確率的に10連勝も10連敗も現実的ではない。だからこそ分割が重要なんです。
トレンドに乗ることが最も安全な戦略
─馬さんは順張りを得意とされていますが、なにか特別なこだわりなどあるのでっしょうか?
馬 順張り・逆張りに強いこだわりはありませんが、転換点を狙うよりも、すでに発生しているトレンドに乗る方が安全だと考えています。確実性の高いトレンドに乗っかるので取れるpipsは少なくなりますが、「頭と尻尾はくれてやれ」の格言通りです。もちろんうまくトレンドに乗ればpipsを大きく伸ばすこともできますしね。
─このスタイルを確立した背景は?
馬 2012年のアベノミクスの頃、ドル円は上昇トレンドが非常に強く、買っていれば利益が出る状況でした。この経験から、トレンドフォローの有効性を実感しました。
─効果があったと感じる勉強法やトレーニング法を教えてください。
馬 やはり資金管理です。適正ロットよりさらに抑えたロットで取引することで、冷静にエントリーできるようになりました。メンタルに余裕がある状態だと、戦略通りのトレードが実行できます。
ほとんどの人は「怖い」「もうダメだ」という感情で損切りをします。これだとメンタルがやられてしまっているので、そうではなく適正なロット数で逆指値の損切りを淡々と行うのが最善です。トレード指南をしている人の中で、いうことを聞かず感情が入ったトレードになっている人のほぼ全員はロット数が大きすぎます。その結果、やられてしまいます。
─2023年の現時点での収支をお聞きしてもいいですか?
馬 1月から10月までで約1500pipsのプラスです。例年の3分の1程度ですね。
─今年は苦戦していますか?
馬 去年はボラティリティがありましたが、今年はやりにくかった印象です。でもこの結果によって方針を変えるのではなく、同じメンタルで粛々とやっていきます。取り返そうとしたり、ここからラストスパート! なんて考えると死にます(笑)。
トレンドを把握し、検証を継続することが重要
─必ず身につけるべき知識や技術は何ですか?
馬 トレンドフォローが基本なので、通貨ペアの方向が大事です。最低限、移動平均線の傾きだけでもしっかり分析することです。そして、自分が興味をもった手法やテクニカル分析があれば何でもいいので、最低3か月以上は続けて、検証することです。
─続けてナンボ、というのはよくいわれていますね。3か月という期間の根拠は?
馬 何度か連敗しただけでダメな手法、ダメなテクニカル分析と決めつけてやめてしまうようでは話になりません。それはインジケーターや自動売買のEAも同じです。ダメだった場合、なぜダメだったのか分かるまでやるのが鉄則です。
─少なくとも3か月という期間については、なぜですか?
馬 1日1回トレードしたとすると、1か月で20回から30回くらいになりますよね。それを3か月続けたら100回くらいになります。本当は100回以上検証するべきだと思いますが、最低でもトレード100回分の検証は必要かなと思います。
この回数に至る前にやめざるを得なくなるのは、やはりロット数が大きすぎるからです。有効性があるかどうか分からないものにフルレバレッジで立ち向かうこと自体が無謀です。
─ファンダメンタルズ分析では何を重視しますか?
馬 その時期の「旬」のテーマを把握することです。例えば、2020年3月のコロナショックから世界的に金利は下げられ、2022年からはそれを一気に戻す動きとなりました。そのため、政策金利や物価指数、金融政策、インフレ関連の指標などによって相場が動く場面が何回もありました。この旬は今も続いているので、最も注目するべき点でしょう。
─今後の相場はどう見ていますか?
馬 8月くらいまでは利上げが旬のテーマでしたが、その後は利上げの打ち止めが注目されています。ここから先は日本に注目が集まって、日銀の金融政策相場が起きると見ています。日本の特殊な金利政策の転換が12月19日に発表されたら、この日が爆弾になるかもしれません。今は銀行株などが買われているので、市場の関心は既に集まっています。(編注:取材日時点の内容です)
人のせいにしている限り、勝ち組にはなれない
─資金を大きく増やすためのポイントはありますか?
馬 トレードに自信を持てるほどの実力がついてきたら、大きなチャンスの到来を見極めて、しっかりロットを張ってやることに尽きます。しかし、どんなに根拠のあるトレードであっても「絶対」はありません。チャンスで勝負に出た結果、当たってもハズレても1度きりにしておくことです。
─最後に読者へのメッセージをお願いします。
馬 最終的にトレードは自分自身のメンタルとの闘いです。このメンタルコントロールが何よりも大事で、それを実現する再現性の高い手法が資金管理です。これって人から教わることではなく、自分自身で自分に合った最適なルールや手法、資金管理法を見つけることが何よりも重要です。
こういう雑誌を買ってみようと思う人は、遊びでやっていてもFXは勝てないと理解していることと思います。それなら勉強しようと思うわけですが、モチベーションを維持するのは簡単ではないでしょう。そこでまずは、FXを習慣づけてみてはどうでしょうか。1日に10分や30分といった時間をとって、1週間で数時間をFXに充てる。それを習慣化していくと、勉強も進むでしょうしトレードの経験値も高くなっていきます。
トレードで負けるたびに相場や手法、ツールなどのせいにしているようでは一生勝ち組にはなれません。投資は諦めず努力を続けていけばしっかりと成果が出るものであり、お金を増やせる素晴らしい方法です!
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