マネーボイス メニュー

ウイングアーク1st—26年2月期増収増益、2つのソリューションの売上収益が順調に推移

ウイングアーク1stは9日、2026年2月期連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前期比7.8%増の309.45億円、営業利益が同9.4%増の89.89億円、税引前利益が同10.1%増の90.87億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同9.6%増の65.00億円となった。

帳票・文書管理ソリューションの売上収益は前期比8.0%増の202.55億円となった。請求書や納品書等の帳票類を設計・運用を行うソフトウェア及びサービス「SVF」について、ライセンス/サービスは、前年の大型案件の反動で前期比9.4%減と前年を下回った。一方、保守については着実な契約獲得と契約更新活動により、同4.4%増と堅調に推移した。クラウドサービスについては、契約社数の増加に加え、1社あたりの利用金額の増加により、同28.5%増と前年を大きく上回った。サブスクリプションも大企業を中心に柔軟な契約形態を求める企業が増加しており、同44.4%増と前年を大きく上回った。この結果、売上収益は同2.3%増の156.33億円となった。企業間取引の電子化を実現する「invoiceAgent」について、ライセンス/サービスはサブスクリプションを中心に販売していることから、同20.4%減と前年を大きく下回った。保守については、契約を順調に積み上げたことから、同3.5%増と前年を上回った。クラウドサービスについては、法改正需要が一服し売上成長率は低下したものの、帳票電子化に対する需要は依然強く、同13.4%増と前年を上回った。サブスクリプションは、大企業を中心に柔軟な契約形態を求める企業が増加しており、同17.3%増と前年を大きく上回った。この結果、売上収益は同9.5%増の24.88億円となった。「その他」は、新たにウイングアークNEXの売上収益を連結したことから、前期比77.8%増と前年を大きく上回った。

データエンパワーメントソリューションの売上収益は同7.5%増の106.90億円となった。企業が保有するデータを統合・処理・分析・可視化することにより、業務の効率化や生産性の向上を実現するソフトウェア及びサービスである「Dr.Sum」「MotionBoard」が主な構成要素となっている。「Dr.Sum」について、ライセンス/サービスは、前年の大型案件の反動で同19.0%減と前年を大きく下回った。保守については、同3.2%増と堅調に推移した。クラウドサービスについては、大企業を中心にクラウド上でのデータ活用ニーズは強く、同34.4%増と前年を大きく上回った。サブスクリプションは、大企業を中心に柔軟な契約形態を求める企業が増加しており、同53.0%増と前年を大きく上回った。この結果、売上収益は同3.5%増の35.17億円となった。「MotionBoard」について、ライセンス/サービスは、データ活用に関する底堅い需要から同9.0%増と前年を上回った。保守については、契約を順調に積み上げたことから、同5.6%増と前年を上回った。クラウドサービスについては、ポートフォリオ整理の観点から一部のサービスを終了した影響により、同1.7%増と前年とほぼ同様の結果となった。サブスクリプションは、大企業を中心に柔軟な契約形態を求める企業が増加しており、同21.9%増と前年を大きく上回った。この結果、売上収益は同5.3%増の39.59億円となった。「その他」は、大企業を中心にデータ活用に関するプロフェッショナルサービスの需要が非常に強く、同15.3%増と前年を上回った。

2027年2月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比10.8%増の343.00億円、営業利益が同17.9%増の106.00億円、EBITDAが同14.9%増の121.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同14.2%増の74.20億円を見込んでいる。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。