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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、中東にらみドル買い継続も円安牽制が重石

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16日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。中東情勢の不透明感から有事のドル買いは続くほか、日銀の追加利上げ観測後退による円売りも、ドルを支える見通し。ただ、日米政府のドル高・円安牽制を受け下押しされやすいだろう。

片山財務相は15日、日米財務相会談後に「必要なら断固たる措置」と足元の円安を牽制すると円売りは大きく後退。一方、米国とイランの和平協議再開に向け期待が高まった半面、投資家に慎重姿勢も。堅調な米経済指標で利下げ観測は後退し、ドルは買い戻された。ユーロ・ドルは1.18ドル付近で失速し、ドル・円は159円台を回復、ユーロ・円は切り返した。本日アジア市場は原油相場に振らされる展開で、引き続きもみ合う展開となった。

この後の海外市場は米金融政策と中東情勢が注目される。今晩発表のフィラデルフィア連銀製造業景気指数が前日のNY連銀指数に続き堅調なら、今月末開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置きが期待され、ドル買い継続。ベージュブックではインフレが緩やかな上昇にとどまるとし、スタグフレーション懸念も一服し、ドルは売りづらいだろう。ただ、中東情勢の先行き不透明感から有事のドル買いは続くものの、日本の為替介入への警戒感で、上値では引き続きドル売り・円買いが見込まれる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30  米・4月フィラデルフィア連銀景況調査(予想:11.0)
・21:30  米・前週分新規失業保険申請件数(前回:21.9万件)
・22:15  米・3月鉱工業生産(予想:前月比+0.2%)

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