マネーボイス メニュー

買い一巡後は次第にこう着感が強まる

 20日の日本株市場は、買い一巡後は利食い売りが入りやすい相場展開になりそうだ。17日の米国市場は、NYダウが868ドル高、ナスダックは365ポイント高だった。イスラエルとレバノンは10日間の停戦に合意、イラン外相は停戦期間中はホルムズ海峡を完全に開放すると表明。原油先物価格の急落や金利低下が好感された。シカゴ日経225先物は大阪比1040円高の59840円。円相場は1ドル=159円00銭台で推移。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時60130円まで買われる場面もみられた。先高期待は強く、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。ただし、米国とイランによる停戦協議に関心が集まるなか、イランの軍事当局は18日、ホルムズ海峡の再封鎖を宣言。トランプ米大統領は、イランとの交渉のため米代表団が20日にイスラマバード入りすると自身のSNSで明らかにしたが、イランは米国との再協議を拒否すると報じられている。また、米国がオマーン湾でイランの商船1隻を砲撃し、停戦協定に違反したと非難し、報復すると表明した。

 停戦協議に向けた動きを見守ることとなるなかで、停戦期限が迫っていることから、積極的な上値追いの動きは手控えられそうである。ただし、日経平均株価は足もとでの急ピッチの上昇で史上最高値を更新したことで、買い遅れている海外ファンドなどは押し目待ち狙いのスタンスであると考えられる。

 また、足もとでリバウンド基調を強めているアドバンテストや東京エレクトロンなどは最高値更新が意識されており、半導体やAI関連株への物色が先高期待を強めることになるだろう。一方で、最高値更新でいったんは達成感が意識されるようだと、利益確定の売りが入りやすいとみられる。イラン情勢に関する報道を受けた原油相場などに振らされやすい需給状況であるため、短期的な値幅取り狙いのトレードが中心になりやすいだろう。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。