VRAIN Solution
■IR説明
■VRAIN Solution 南塲様
2026年2月期通期決算説明資料に基づき、説明を始めさせていただきます。
まずはエグゼクティブ・サマリーです。
2026年2月期の通期業績は、売上高、売上総利益、営業利益ともに過去最高の実績を達成しました。売上高は3,278百万円(前期比+52.9%)、売上総利益は2,585百万円(前期比+53.7%)、営業利益は914百万円(前期比+53.8%)、当期純利益は652百万円(前期比+53.4%)となっております。
2026年2月期決算のトピックスをご説明します。
当期は仙台営業所および札幌営業所を開設し、東日本の営業体制・サポート体制の拡充を行いました。また、当社のAIシステムをよりスピーディに、かつ高品質で現場実装していくために東京と大阪に工場を作り稼働させたことが昨年度の実績です。加えて新商品として人の目には見えない内部の検査ができる「AI X線検査機」をリリースいたしました。
成長に向けた人材基盤の構築としては、採用活動を強化しております。とりわけサポート専門組織を立ち上げることで、当社のシステムをお客様に満足度高く使っていただき、営業メンバーがより販売活動に集中できる体制を構築いたしました。
次に、2027年2月期の通期予想をご説明します。
売上高は4,823百万円、営業利益は1,449百万円、当期純利益は972百万円を見込んでおります。当初から中期経営方針で掲げている「売上高CAGR50%」という目標どおり、1.5倍の成長を目指してまいります。
2027年2月期のトピックスをご説明します。
現時点では全国に5拠点ございますが、今期は宇都宮、長野、金沢、広島、福岡の5拠点を1年間で立ち上げる計画です。これにより北海道から九州まで主要拠点を網羅することになります。製造業AIに特化した企業において、全国の主要拠点すべてをカバーしているというのは、非常にユニークな立ち位置であると考えており、当社が日本全国へAI実装を進めていくための基盤を作る1年になります。国内拠点の土台ができることを見越し、今期からグローバル展開に着手します。こちらは、実績が出次第開示させていただきます。 また、引き続き全国の営業基盤を強化していくことに加え、昨年度リリースしたAI X線検査機の販売を本格化させるため、専門のセールス部隊を設置して営業活動を開始しております。さらに、当社AIシステムの供給能力および品質を向上させるため、自社でAIシステムを内製化していく体制(サポート組織や装置製作体制)の強化にも取り組んでまいります。
人材採用については変わらず全方位で加速していく方針です。
2026年2月期 通期実績の主要KPIをご説明します。
累計取引社数は337社となり、前期末から104社増加しました。この1年で新規顧客を100社以上獲得できております。北海道、仙台、名古屋、大阪といった各拠点での営業活動の成果が出始めており、鉄鋼、製紙、製薬、自動車など幅広い産業において導入実績が拡大しています。継続顧客からの売上高は1,476百万円となり、売上高全体に占める割合は45%に達しています。この比率は年々上昇しており、金額ベースでも546百万円、852百万円、1,476百万円と着実に積み上がってきています。顧客企業様にAIを実装し、その企業の各工程、別工場、グループ会社へと横展開していくことでレバレッジが効いてくるという、当初から掲げていた成長戦略の実績が出てきていると捉えています。
期末時点の受注残は1,269百万円となっております。前期末(389百万円)と比較して+225.5%、約3.3倍の受注残が積み上がっており、今期の滑り出しとしても順調です。
AIシステムの平均販売単価は18百万円です。機器販売の割合が多くなれば平均単価は少し調整がかかりますが、許容範囲内と捉えています。
損益計算書についてご説明します。
売上高は、業績予想の3,215百万円に対し、最終着地は3,278百万円(達成率101.9%)となり、1.5倍成長という高い目標を達成いたしました。 売上総利益率は80%前後を掲げていましたが、着地は78.9%となりました。前期が78.5%でしたので、+0.4%となっており許容範囲内です。営業利益率は27.9%でした。本社移転に伴う一過性のコストや仙台・札幌への拠点拡大、採用強化、展示会出展など将来へ向けた投資が発生する中で、この利益率を残せたことは一定の成果であると捉えています。
四半期別実績についてご説明します。
第4四半期(3カ月間)の売上実績は1,649百万円となり、前年同期比+74.7%(1.7倍)の成長を遂げました。第3四半期(581百万円)と比較しても約3倍に伸びています。当社は年度末に売上が集中する傾向があり、なるべく平準化していきたいと考えておりますが、一方で3カ月で約16億円の売上を計上できる体制が構築できているとも言えます。今期はさらに人員増、サポート体制・装置製作組織の構築を進め、規模の拡大を狙っていきます。
株式会社VRAIN Solution:2026年2月期通期 決算説明会文字起こし(3)に続く