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欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、日銀政策で円買いも米FOMCにらみ

28日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。日銀の金融政策決定を受け、今後の引き締め的なスタンスをにらみ円買い先行の見通し。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策姿勢を見極めようと、過度なドル売りは抑制されるだろう。

前週から米国とイランによる和平協議の行方は不透明となり、週明けも原油相場の高止まりを受けドル買いに振れやすい地合いとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派的な政策への観測は大きく後退し、ドル買いを支援。ユーロ・ドルは1.17ドル台半ばから1.1710ドル台に軟化、ドル・円は159円10銭付近から159円50銭付近に浮上した。本日アジア市場で日銀が金融政策決定会合でインフレ高進を予想し、円買いを強めた。

この後の海外市場は日米金融政策と中東情勢にらみ。日銀は2026年度の消費者物価指数(CPI)の見通しを大幅に引き上げ、6月の引き締めを想定した円買いが強まる可能性があろう。これまでの円売りポジションの巻き戻しも入りやすい。他方、今晩から開催されるFOMCで現行政策の維持は織り込まれたが、FRBの今後の政策方針を見極めようとドル売りは抑制されよう。また、中東情勢の和平に向けた動きが期待されるものの、具体的な進展は見られず、ドル買いを後押ししそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・22:00 米:3月CS20都市住宅価格指数(2月:前年比+1.18%)
・23:00 米:4月CB消費者信頼感指数(予想:89.0、3月:91.8)

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