1日の日本株市場は、買い優勢の流れになりそうだが、連休を前に積極的な売買は手控えられ、次第にこう着感が強まりそうだ。4月30日の米国市場は、NYダウが790ドル高、ナスダックは219ポイント高だった。新規失業保険申請件数は18.9万件となり、予想(21.2万件程度)を下回ったことが材料視された。原油先物価格の上昇が一服したほか、米長期金利の低下が買い戻しに向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比300円高の59830円。円相場は1ドル=156円70銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで58860円まで売られる場面もみられたが、米国市場の取引開始後は買い優勢の流れとなり、終盤にかけて59890円まで上げ幅を広げる場面もみられた。原油先物価格は前日のアジア時間で1バレル=110ドル台に乗せていたが、105ドル台に低下。為替市場では片山さつき財務相の発言を受けて急速に円高に振れていたことで、買い戻しの動きが入りやすいだろう。
また、昨夕に決算を発表した東京エレクトロンの決算評価が見込まれ、日経平均株価をけん引する可能性がありそうだ。大型連休前で積極的にポジションを傾けてくる動きは限られるだろうが、直近の調整に伴う買い戻しに向かわせそうである。S&P500、ナスダック指数は最高値を更新するなかで、ファンドなどは連休明け後をにらんだ先回り的な買いを入れてくる可能性も意識されそうだ。
物色は東京エレクトロンやアドバンテストなど指数インパクトの大きい値がさハイテク株の買い戻しを想定。そのほか、決算を手掛かりとした日替わり的な物色に向かわせやすく、シンプレクスHD、Gダイニング、イチネンHD、アクシーズ、ベネフィットJ、インフォMT、三菱鉛筆、コカBJH、アルプスアル、BIPROGY、TOTO、京セラ、ZOZO、九州電力、大塚商会、グローブライなどが注目される。