7日の日本株市場は、多くの銘柄が買い気配から始まることになる。6日の米国市場は、NYダウが612ドル高、ナスダックは512ポイント高だった。ADP雇用統計が労働市場の安定を示したことが好感された。また、米国がイランとの戦闘終結に向けた覚書を用意し、合意に近づいていると報じられるなか、原油先物価格が大幅に下落したことで投資家心理を改善させた。シカゴ日経225先物は大阪比2690円高の62110円。円相場は1ドル=156円30銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まることになりそうだ。日経225先物は祝日取引で61000円台に乗せると、ナイトセッションで62370円まで買われる場面もみられ、62190円で終えている。これにサヤ寄せする形になることで、インデックスに絡んだ買いが集中することになりそうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均株価を押し上げる形になり、ヘッジ対応の先物買いの動きも膨らむことになるだろう。
連休前は持ち高調整の動きもあって6万円を割り込み、ボリンジャーバンドの+1σ水準での攻防をみせていたが、インデックスに絡んだ買いによって4月27日につけた60903円を一気に上抜ける形になるため、+2σが位置する62612円辺りが射程に入ってくることになりそうだ。物色は全面高商状になると考えられるが、米国では決算評価からAMDが18%超の上昇をみせているほか、エヌビディアの上昇率は5%を超えるなか、アドバンテスや東エレク、ソフトバンクGなど、半導体やAI関連株に資金が集中しやすいと考えられる。
また、今週末から来週末にかけては決算発表がピークになるため、業績を手掛かりとした個別物色も活発になりそうである。なお、1日夕に決算を発表したところでは、マルサンアイ、エプソン、AREHD、アルインコ、DTS、DMG森精機、ネクセラ、共同紙、スガイ化学工業、あじかん、フィデアHD、ダイニチ工などが注目されそうだ。