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前日の大幅上昇の反動などから利食い売りが先行へ

[本日の想定レンジ]
7日のNYダウは313.62ドル安の49596.97ドル、ナスダック総合指数は32.75pt安の25806.20pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比900円安の62230円だった。本日は、前日の大幅上昇の反動や米国株の下落などを背景に利益確定売りが先行して始まることが予想される。前日は、米国とイランの戦闘終結期待や人工知能(AI)成長期待から幅広い銘柄に買いが入り、日経平均は一時63000円台に乗せるなど大幅に続伸した。ローソク足は大陽線を形成した。ただ、25日移動平均線(57098円)との乖離(かいり)率は10.04%まで拡大し、天井到達ラインとされる8%を上回り、短期的には反動安には警戒が必要だろう。前日の米国市場は、米国とイランの和平合意の可能性を見極めたいとの見方から利益確定売りに押され、主要株価指数は下落した。米国はホルムズ海峡の通航再開と戦闘終結に向けた提案を行い、イラン側からの返答を待っている状況にある。こうしたなか、米メディアが「イラン当局者は『非現実的な計画』に基づいてホルムズ海峡の再開は認めることはない」と報じるなど、交渉の行方は依然不透明だ。ナイトセッションの日経225先物も1000円近く下落しており、本日の東京市場は利食い売りが優勢となるだろう。ただ、前日にストップ高を演じたキオクシアHDやソフトバンクGが本日も強い展開となるならば、相場を下支える要因になるほか、他のAI関連株にも好影響をもたらす可能性があり、両銘柄の動きには引き続き注目したい。また、本日午後にはトヨタの2026年3月期決算の発表が予定されている。株価は年初来安値圏で推移しているが、コンセンサスを上回る内容となり、強く買われるような展開になれば、自動車部品など物色に広がりが出る可能性もあり、決算後のトヨタの動きにも関心が集まりそうだ。上値メドは、心理的節目の63000円や63500円、64000円、64500円、下値メドは、心理的な節目の62000円や61000円、60000円、4月30日の安値(58928.20円)などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限62500円-下限61500円

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