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後場に注目すべき3つのポイント~買い先行もマイナス圏に転落

11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は続落、買い先行もマイナス圏に転落
・ドル・円は堅調、原油高・ドル高で
・値下がり寄与トップはソフトバンクグループ、同2位がイビデン

■日経平均は続落、買い先行もマイナス圏に転落

日経平均は続落。226.81円安の62486.84円(出来高概算14億6015万株)で前場の取引を終えている。

8日の米国市場でダウ平均は12.19ドル高の49609.16ドル、ナスダックは440.88ポイント高の26247.08で取引を終了。雇用統計の安定した結果を受け、労働市場や経済に楽観的見方が強まり、寄り付き後、上昇。中東情勢への懸念は存続していたものの、半導体株などが強く、ナスダックは終日堅調に推移し過去最高値を更新した。ダウは失速するも終盤にかけて持ち直し終了した。

米株式市場の動向を横目に、5月11日の日経平均は前営業日比489.79円高の63203.44円と反発でスタートした。朝方の買い一巡後は上げ幅を縮小してマイナス圏に転落、続落して前場の取引を終了した。トランプ米大統領は、戦闘終結に向けた米側の提案に対するイランの回答について「まったく受け入れられない」と自身のSNSに投稿したと報じられている。引き続き中東情勢には不透明感があるものの、東京市場も米国市場の流れを受けて、値がさハイテク株主導での上昇を見せ、日経平均は7日につけていた取引時間中の最高値を更新した。

個別では、コナミG、キオクシアHD、ソニーG、味の素、TDK、豊田通商、フジクラ、信越化、JT、ニトリHD、ファナック、京セラ、三井物、東京海上、中外薬などの銘柄が上昇。

一方、ソフトバンクG、アドバンテ、ファーストリテ、任天堂、東エレク、イビデン、リクルートHD、トヨタ自、太陽誘電、住友鉱、ディスコ、ダイキン、キーエンス、三菱商、日ハムなどの銘柄が下落。

業種別では、食料品、海運業、その他金融業などが上昇した一方で、その他製品、情報・通信業、輸送用機器などが下落した。

後場の日経平均株価は、上値の重い展開が見込まれる。前場は米ハイテク株高やシカゴ日経225先物の63665円を受けて買いが先行したものの、寄り付き後は利益確定売りに押され、指数は下落に転じた。ソフトバンクGやアドバンテなど指数寄与度の高い銘柄の下げが重荷となっている。一方、国内決算発表が本格化するなか、個別材料や半導体関連の一角には買いも入っており、全面安には至っていない。後場は米雇用統計後の金利動向や中東情勢、為替の変動を見極めつつ、先物主導で不安定な値動きが続く展開となろう。

■ドル・円は堅調、原油高・ドル高で

11日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、156円75銭から157円17銭まで値
を上げた。中東情勢の不透明感からNY原油先物(WTI)は1バレル=100ドル台に再浮上
し、ドル買いに振れやすい。一方、157円台では為替介入が意識され、伸び悩む可能性
も。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円75銭から157円17銭、ユ-ロ・円は184円40
銭から184円87銭、ユ-ロ・ドルは1.1757ドルから1.1772ドル。

■後場のチェック銘柄

・グリーンエナジー&カンパニー、Terra Droneの、2銘柄がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・値下がり寄与トップはソフトバンクグループ 、同2位がアドバンテスト

■経済指標・要人発言

【要人発言】
・ネタニヤフ・イスラエル首相
「イランは代理勢力の支援を継続、弾道ミサイルを開発中
「イランの戦闘能力に打撃を与えたが、さらに作業が必要」

【経済指標】
・中国・4月消費者物価指数:前年比+1.2%(3月:+1.0%)
・中国・4月生産者物価指数:前年比+2.8%(3月:+0.5%)

<国内>
・特になし

<海外>
・特になし

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