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注目銘柄ダイジェスト(前場):データHR、エクサウィザーズ、Finatextなど

データHR 600 +100
ストップ高。27年3月期の営業損益予想を4.00億円の黒字と発表している。データヘルス関連サービスとデータ利活用サービスで伸長を図るとともに、AI活用で生産性の向上と固定費の抑制を進める。同時に発表した26年3月期の営業損益は0.22億円の黒字(前期実績は5.16億円の赤字)で着地した。固定費削減や業務効率化、人員配置の適正化といったコスト削減が奏功し、黒字に転換した。

エクサウィザーズ 853 +91
大幅に3日ぶり反発。27年3月期の営業利益予想を前期比44.3%増の23.00億円と発表している。株主還元方針を変更し、年間配当予想を5.00円(前期実績は無配)とした。現場実装とオペレーションを担う体制の強化などを進め、成長を促進する。26年3月期の営業利益は15.94億円(前期実績0.23億円)で着地した。AIプロダクト事業とAIソリューションサービス事業が伸び、利益拡大に貢献した。

Finatext 1311 +56
年初来高値。27年3月期の営業利益予想を前期比75.6%増の33.38億円と発表している。金融インフラストラクチャ事業で収益の増加を見込むほか、ビッグデータ解析事業で不動産業界向けソリューションの拡販とデータAIソリューションビジネスの顧客獲得を図る。26年3月期の営業利益は100.0%増の19.00億円で着地した。金融インフラストラクチャ事業が伸長し、増益を牽引した。

NTN 469.4 +34.3
大幅続伸。日本精工との経営統合を発表している。共同持株会社を27年10月に設立する計画。現在のベアリング世界シェアは同社が4位で日本精工が3位だが、統合が実現すれば世界首位となる。統合比率は今後決めるとされているが、本日は同社が買い先行の一方で日本精工が売り先行となっているように、現在の株価水準の開きも意識されて、同社のプレミアムが高まるとの見方が優勢のようだ。

SUMCO 3501 -259
大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は53億円の赤字となり、市場予想を10億円程度下回る水準となっている。一方、4-6月期ガイダンスは25億円の赤字で、コンセンサス比で赤字幅は縮小の見通しとなっている。市場想定以上に販売数量の伸長を見ているもよう。総じてサプライズは限定的とみられるが、足元で上昇ピッチを速めていた反動が先行する形になっている。

古河電工 58030 +7600
大幅続伸。前日は決算発表後にストップ高まで急伸、本日も一段高の展開となっている。26年3月期営業利益は639億円で前期比35.8%増となり、従来計画の560億円を大幅に超過。27年3月期は950億円で同48.8%増の見通しとしており、760億円程度の市場予想を大幅に上振れ。光ソリューション事業や情報コンポーネントなどのAI関連分野が市場想定以上に伸長の見通し。なお、5月19日には中期計画の説明会を実施予定。

武蔵精密 5520 +310
上昇。前日に26年3月期の決算を発表、営業利益は205億円で前期比4.1%増となり、市場予想は小幅に上振れ。一方、27年3月期は185億円で同9.9%減の見通し。250億円超だったコンセンサスを大きく下回っており、ネガティブなインパクトが強まっているようだ。株式市場で高まっていたAIサーバー向けHSCの成長期待が後退する形にもつながっているとみられる。

ニデック 2397 -432
大幅反落。モーター部品などで品質不正の疑いがあることがわかったと報じられている。設計変更や検査データの改ざんなど1000件超に及ぶ見通しとされている。会計不正を受けた社内調査を進めるなかで、品質に関する問題も見つかった形。旧経営陣による過度な業績プレッシャーが、納期やコスト削減を目的とした品質の不正につながった可能性があるとみられているもよう。特別注意銘柄の指定解除に向け不透明感も強まる状況に。

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