トーカイは12日、2026年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比6.8%増の1,596.64億円、営業利益が同14.5%増の93.82億円、経常利益が同14.4%増の100.98億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.3%増の60.69億円となった。
健康生活サービスは、売上高817.99億円(前期比6.3%増)、営業利益85.46億円(同19.9%増)となった。病院関連事業における「入院・入居セット」をはじめとするレンタル売上、シルバー事業の介護用品レンタル売上が好調に推移した。加えて、寝具・リネンサプライ事業、クリーニング設備製造事業が前期に引き続き伸長したほか、前期期中に連結子会社化したmik japan及び介護センター花岡の売上が当期を通じて寄与したことから、同セグメントは前年同期比増収となった。利益面は、増収効果に加え、シルバー事業におけるレンタル資材回転率の向上、給食事業の収益改善、寝具・リネンサプライ事業を中心としたサービス提供価格の適正化により、前年同期比増益となった。
調剤サービスは、売上高628.70億円(前期比8.3%増)、営業利益24.30億円(同2.2%増)となった。当期5店舗の出店、2店舗の閉店により店舗数が合計161店舗となった。調剤薬局事業において、高額医薬品の処方の増加などにより処方箋単価が上昇したことに加え、前期期中に連結子会社化したmik japanドラッグストア関連事業の売上が当期を通じて寄与したことにより、同セグメントは前年同期比増収となった。利益面は、薬価改定や医薬品の供給ひっ迫などを背景とした原価上昇の一方、かかりつけ機能や医療DX推進体制の強化による技術料売上の増加などにより、前年同期比増益となった。
環境サービスは、売上高148.37億円(前期比3.1%増)、営業利益12.32億円(同0.2%増)となった。リースキン事業において、ダストコントロール商品の売上については厳しい環境が続いた一方、トイレ周り商品の売上が堅調に推移した。また、ビル清掃管理事業においても病院清掃売上が好調に推移したことから、同セグメントは前年同期比増収となった。利益面は、リースキン事業において一時的なレンタル資材費の増加があったものの、ビル清掃管理事業の増収効果が寄与し、前年同期比増益となった。
2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.6%増の1,654.00億円、営業利益が同4.2%減の89.85億円、経常利益が同6.5%減の94.37億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の61.17億円を見込んでいる。調剤報酬改定や中東情勢の緊迫化を受けたコスト環境の変化などを織り込み、営業利益・経常利益は減益を見込むものの、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に計上した減損損失がなくなることで増益となる見通しだ。
また、利益配分に関する基本方針の変更もあわせて発表し、2027年3月期より配当性向の目安を従来の35%から40%に引き上げるとともに、累進配当を導入するとした。これにより2027年3月期の配当予想は前期比12円00銭増配の年間80円00銭を予定している。