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15日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり反落、本土系を中心に売りが優勢

15日の香港市場は下落。主要指標のハンセン指数が前日比426.31ポイント(1.62%)安の25962.73ポイントと3日ぶりに反落した。ハンセン中国企業指数(H株指数)は前日比167.60ポイント(1.89%)安の8691.03ポイントと続落。

米中首脳会談で対中貿易規制の緩和に具体策が示されなかったことから、本土系主力株を中心に利益確定売りが優勢となった。アリババなど大型ハイテク株への売りが指数を押し下げ、通商協議で貿易戦争休戦の維持や通商拡大で合意したと伝わったものの、材料出尽くし感が意識された。年内の米利上げ観測に加え、中国経済統計の公表を控えた警戒感も重荷となる一方、相場下落局面では本土マネーによる買い越しが入り、押し目では下値を拾う動きもみられた。

香港市場の個別銘柄では、医薬品電子商取引関連のJDヘルス(6618/HK)が6.6%安、アリババ・ヘルス(241/HK)も6.6%安となった。非鉄金属関連では中国宏橋(1378/HK)が5.9%安と大きく値を下げた。米中首脳会談で米国による対中貿易規制の緩和に具体的な言及がなかったことから、本土系銘柄を中心に売りが優勢となり、ヘルスケア関連や素材関連にも下げが広がった。。

また、資源セクターもさえない。資源関連の洛陽モリブデン(3993/HK)が5.8%安、物流関連のJDロジスティクス(2618/HK)が5.7%安となり、金鉱山関連の紫金鉱業(2899/HK)も5.5%安と下落した。

一方、バイオ医薬品関連の薬明生物(2269/HK)が3.2%高、白物家電関連の美的集団(300/HK)が1.8%高となり、自動車関連の吉利汽車(175/HK)も1.7%高としっかりだった。薬明生物はバイオ医薬品受託開発関連、美的集団は家電関連、吉利汽車は自動車関連として買われた。終値ベースでは薬明生物の上昇率が目立ち、美的集団と吉利汽車も堅調な値動きとなった。

中国本土市場も続落。主要指標の上海総合指数は前日比42.53ポイント(1.02%)安の4135.39ポイントで引けた。

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