一正蒲鉾は14日、2027年7月1日(予定)を効力発生日として、会社分割による持株会社体制へ移行すると発表した。また、2026年7月上旬を予定として、分割準備会社を設立する。
同社は、水産練り製品の製造・販売を中心に事業を展開しているほか、近年では近接領域の開発や海外展開などを通じて事業領域拡大に取り組んでいる。一方で、水産練り製品業界では企業の倒産や売却など業界再編の動きが見られており、競争環境の変化が想定されることから、業界再編や市場環境変化に迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築し、グループ経営の最適化を図る目的で持株会社体制へ移行する。
持株会社体制への移行により、グループ全体の経営資源の最適配分や事業ポートフォリオの再構築を進めるほか、M&Aや業務資本提携、組織再編を機動的に実行できる体制を構築する。また、各事業会社への権限委譲による迅速な意思決定や、次世代経営人材育成、組織活性化を通じてグループ全体の企業価値向上を目指す。
なお、同社は持株会社として上場を維持する予定である。