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SQUEEZE、1Q売上高は前年比64.4%増・営業利益は34.9%増 上場後初決算は通期計画に対し順調に進捗

2026年12月期第1四半期決算説明

舘林真一氏:みなさま、こんにちは。株式会社SQUEEZE代表取締役CEOの舘林です。本日は当社SQUEEZEが2026年4月22日に東京証券取引所グロース市場に上場して以来、初めての四半期決算のご報告となります。至らない点も多いかと思いますが、ご容赦いただければ幸いです。

本日は、私から四半期決算のご説明を行います。上場後も温かいご支援をいただいている株主のみなさま、そしてこの動画をご視聴いただいている投資家のみなさまに、あらためて心より感謝申し上げます。

それでは、さっそく内容に入ります。

Executive Summary

サマリーとして、3点にまとめています。まず決算ですが、第1四半期は非常に順調に進んでいます。売上高は16億8,000万円、営業利益は2億600万円と順調に推移しています。

事業トピックとしては、フル支援施設においてリアルゲイト社とのホテル事業で包括提携を行い、都内4施設での展開を予定しています。

自社ブランド「Minn」は、アパートメントスタイルのスマートホテルとして展開しており、このたび新規施設「Minn 奥浅草」を開業することを発表しました。

テクノロジー支援施設として、顧客やパートナーである霞ヶ関キャピタルグループが運営するホテルにおいて、当社のAXプラットフォーム「suitebook」の導入を拡大しています。現在、20施設での導入を進めています。

三交インホテルズの全15施設に対しても、当社のAXプラットフォーム「suitebook」の導入を開始しました。当社のソリューションプロダクトは、常に多くの機能開発を進めており、直近では「suitebook Booking Engine」の提供を開始しました。

また、AIを活用した清掃管理やシフト調整・作成の自動化など、順次機能を拡充しています。

今期通期の業績見通しですが、業績予想に対して順調に進捗しているとご理解いただければと思います。

Agenda

本日は、こちらのアジェンダをベースにお話ししたいと思います。

連結決算概要

連結決算の概要です。第1四半期の決算は、売上高16億8,000万円、営業利益2億600万円と順調に成長しています。通期業績予想に対する進捗状況も、売上高が23.8パーセント、営業利益が29.2パーセントと順調です。

業績推移

業績の推移をご説明します。売上高・営業利益ともに順調に成長しており、前年同期比で売上高が64.4パーセント増、営業利益が34.9パーセント増と非常に好調に推移しています。

左のグラフは過去の業績トレンドです。四半期ごとに若干の変化はあるものの、着実に積み上げながら成長してきています。

これまでの営業利益の推移を示したものが右側のグラフです。私たちは第1四半期から第3四半期にかけて利益を積み上げ、最後の四半期に成長投資を行うという計画的なサイクルで経営を進めてきました。

今年も同様のサイクルを予想しており、現在のところ計画どおりに順調に推移しているとお考えいただければと思います。

(参考)費用構成

こちらのスライドは費用の構成を示しています。参考までにご確認ください。

事業進捗サマリ

事業進捗サマリです。この後、この3点に関して写真を交えてご説明します。

フル支援施設

まずはフル支援施設です。リアルゲイト社と包括業務提携を締結しました。リアルゲイト社は築古ビル再生領域のリーディングカンパニーだと考えています。

この再生事業において、当社はホテル事業におけるテクノロジーとオペレーションを掛け合わせたフル支援を提供することになりました。

都内のいくつかの物件ではすでに取り組みを進めており、これからもさらによいアップデートをみなさまにお届けできればと考えています。

右の写真は、先ほど紹介した「Minn 奥浅草」の新規開業物件のエントランスフロントを撮影したものです。こちらはもともとレジデンスとして開発されたものですが、途中でコンバージョンを行い、ホテルへと用途を変更しました。

当社がホテル運営を一括で請け負い、企画から運営まで、一貫してシステムと運営オペレーションを提供するかたちで事業を展開しています。

テクノロジー支援施設

テクノロジー支援施設に関しては、「suitebook」を軸にしたホテルチェーンへの導入が現在加速しています。スライド左側は、霞ヶ関キャピタルグループの20施設への「suitebook」の展開、右側は三交インホテルズの全15施設へのシステム導入を示しています。

非常にユニークな宿泊施設とすばらしいパートナーの方々とともに、事業の展開を進められていると考えています。

ソリューションアップデート

ソリューションプロダクトのアップデートについてです。スライド左側は「suitebook Booking Engine」で、宿泊予約を獲得するための予約サイトを開発しました。これも「suitebook」の1つのモジュールとして開発し、私たちの運営施設やお客さまに提供しています。

右側はAIを活用し、私たちが「オンサイト業務」と呼んでいる現場での客室清掃や忘れ物の画像アップロード、そしてハウスキーパー、つまり客室を清掃するスタッフのシフトを自動で作成する機能など、きめ細かい管理ができるシステムを開発しています。

このようなソリューションも現在搭載しています。

パイプライン

こちらは非常に重要なスライドの1つで、当社の売上と利益の大きな部分を占めるフル支援施設のパイプラインをご紹介しています。

スライド左側のグラフにあるとおり、2026年12月期には1,600室、2027年12月期には2,500室まで積み上げていく計画です。

スライド右側に記載されたテクノロジー支援施設とフル支援施設の定義ですが、我々のAXプラットフォームでソフトウェアのみの提供、またオンラインでのオペレーションまでであれば「テクノロジー支援」としています。

一方、オンサイトまで一気通貫で提供しているサービスを「フル支援」として整理しています。「フル支援」は、より我々の貢献度が高く、各お客さまとより強固なビジネスの連携や長期的な関係を構築しながら事業を展開するものとなっており、非常に重要な取り組みとしてここでお示ししました。

持続的成長を支える3つの強み

持続的成長を支える3つの強みをお話しします。まず、「業界ボラティリティへの構造対応」についてです。ホテルや観光業界にはシーズナリティがあるため、安定的な収益基盤を構築するには、ストック型のリカーリング売上を中心としたビジネスモデルを構築する必要があります。

当社では、固定と変動の収入をミックスして売上を構成し、コスト面では変動費化をしっかり進めています。

こうした新しい収益モデルにより、損益分岐点を非常に低く設定できています。その結果、ボラティリティが高い時期ほど、当社のサービスに対するニーズの高まりが確認できました。

そして、当社は不動産を保有しないアセットライトモデルを採用しており、キャピタルゲインのようなフロー収入に依存しない収益構造を構築しています。これにより、リカーリング売上が90パーセント以上を占めるビジネスモデルとなっています。

2つ目の「スケーラブル・キャッシュ創出」に関しては、規模拡大時に追加投資を最小限に抑える仕組みを持っています。さらに、ハードアセットへの投資が不要であり、先行投資が非常に少ないため、キャッシュサイクルが良好なかたちとなっています。

よって、成長と連動してキャッシュが積み上がっていく構造を作り上げています。

3つ目は、「大規模×深耕アプローチ」です。当社は、大きな市場で大規模なサービスを展開していくことをコンセプトとしています。特に、1社あたりのお客さまやパートナーと深く大きな事業価値を協働で作り上げていくかたちを重視しています。

当社の取引は非常に継続性が高く、スティッキネスも非常に強い特徴があります。1社にサービスを提供した後も、パートナーとして伴走しながら、継続性を保つだけでなく、新しい事業にもともに取り組んでいく事業体質により、顧客あたりの収益の最大化を実現しています。

株主構成(大株主の状況)

株主構成についてお話しします。スライドに株主構成を示していますが、黄色で「New」と書かれている部分について少し触れたいと思います。

第一リアルター、大和証券グループ本社、ヒューリック、RS Investment Managementは、今回のIPOのタイミングで、親引けというかたちで資本参加していただきました。これらは、協業をすでに実施している先や、協業を検討している先が、このIPOのタイミングで親引けというかたちで資本参加していただいたものです。

このような資本政策は、私たちにとってこれからも非常に重要であると考えています。これまで一緒に伴走していただいたベンチャーキャピタルのご協力もありますが、今後、資本市場に配慮した資本政策をしっかりと実施し、丁寧に進めていきたいと考えています。

質疑応答:中国人観光客の減少や中東情勢などの外部環境変化の影響について

「中国人観光客の減少や中東情勢など、外部環境変化の影響は?」というご質問です。

業績に対する影響は非常に限定的であると考えています。当社はストック型のリカーリング売上や、特定の国に依存しない売上ポートフォリオ、予約ポートフォリオを構築しています。

また、AIやテクノロジーを活用し、需要に応じた機動的な価格調整を行うことで、収益を最大化する仕組みを備えています。

ただし、地政学リスクや観光需要の動向については注視し、適切に事業展開を進めていきたいと考えています。

質疑応答:AIの急速な進化が事業に与える影響について

「AIの急速な進化が事業に与える影響は?」というご質問です。

AIの進化は、当社にとってリスクよりも機会のほうが大きいと見込んでいます。当社はテクノロジーとオペレーションを一体で提供しており、AIだけでは代替されない現場業務をしっかりとDXし、それを提供できるビジネスモデルを有しています。

このように、AIだけでは簡単に代替されない部分をしっかりと備えていることが当社の特徴です。

AIの急速な進化は、当社の「suitebook」プラットフォームの開発を加速させる非常にプラスの影響があると考えています。

舘林氏からのご挨拶

上場後初めての四半期決算のため、不慣れな部分も多々あったかと思いますが、いかがでしたでしょうか? 

これからも、SQUEEZEはこの業界をアップデートし、大きな市場で戦っていきたいと考えています。引き続き、みなさまのご支援をいただけますと幸いです。これからも、どうぞよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

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