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フルハシEPO株式会社:2026年3月期決算説明会文字起こし(9)

フルハシEPO

▲司会者
続いてのご質問です。
「国の環境政策や法規制によって業績に影響はないのでしょうか。また、それに対応すべき対策は考えているのか」とのご質問です。

■フルハシEPO 山口様
国の環境政策による影響はないか、というご質問でございます。もちろん、国の環境政策とは非常に密接に関連をしております。
例えば、CO2削減に関して、国の政策に則って積極的に進めております。このCO2の削減は、私どもの(燃料を供給している)バイオマス発電所が新エネルギーという形で、CO2のカーボンニュートラルを実現しておりますので、これらも国の政策に則った事業でございます。そのようにご理解いただきたいと思います。

▲司会者
続いてのご質問です。
「今後1番力を入れたいと思っている分野は何ですか」とのご質問をいただきました。

■フルハシEPO 山口様
ありがとうございます。力を入れたい事業につきましては、現在、このバイオマテリアル事業において量的拡大を行っているわけでございます。
量的拡大は言葉の通りでございますが、実は日本において資源が潤沢にあるものの1つが、この木材でございます。日本の資源を見ますと、鉱物であれば石灰石、あるいは食料であればお米等は自給率が非常に高いのですが、多くの資源は自給率が非常に低く、大半を海外に依存しているのが現状でございます。その中で、この木材は自給ができる非常に貴重な資源として、現在、量的拡大を行っております。そして、将来的にはさらにこれを「質的拡大」へと進めたいという目標を描いております。
今後はそういった点も積極的に研究開発を進めていく所存でございます。純国産エネルギー、純国産資源を増産していくということが当社の目指す姿でございますので、そうした点に積極的に力を入れていきたいと考えております。

▲司会者
続いてのご質問です。
「東海地区を基盤にされていますが、ほかの地域へ拡大、あるいは海外への進出について教えてください」とのご質問です。お願いいたします。

■フルハシEPO 山口様
東海地区が基盤という点と、あと海外への進出というご質問でございます。
もちろん、関東地区も積極的な展開を行っておりまして、現在5か所に拠点がございます。今後につきましては、用地の確保を関東エリアに集中して展開していくとともに、関西エリアも含め、一定の発生量のあるエリアをカバーしていくという形で、この量的拡大を進めております。
さらに海外につきましては、基本的に「資源循環社会を創造していく」「使い捨てではなく、限られた資源を有効に活用していく」という点においては、国内も海外も同様ではないかと考えております。
この資源循環というものは地球環境に積極的に貢献できる事業だと考えておりますので、国内・海外というところに分け隔てなく展開していきたいと考えております。

▲司会者
続いてのご質問です。
「円安、円高は利益にどのように関係しますか」とのご質問をいただきました。

■フルハシEPO 山口様
円安、円高の影響という点に関しましては、よく「1円円高になるとどれだけ損失が出る」「1円円安になるとどれだけ利益が出る」というように、企業の業績によってそういった数字に大きな影響があるかと思います。
それに対しまして、私どもは度々お話ししておりますように、原材料を国内で調達し、市場も国内ということで、純国産資源・純国産エネルギーという形でこの循環を行っております。
しかしながら、この木質バイオマスに関しましては国産の原燃料のみならず、一部「PKS」という、これはアブラヤシの種殻(パームカーネルシェル)のことでございますが、海外から輸入しているものもございます。一部、私どもが関連するバイオマス発電所でも活用しておりますので、そういった点では輸入が主体になりますので、円安はマイナスに働くということがございます。

▲司会者
続いてのご質問です。
「バイオマス発電の将来性についてどのようにお考えですか」とのご質問です。

■フルハシEPO 山口様
私どもの製品である燃料チップ(木材チップ)は、現在、生産しているものの70%強が燃料として活用されております。
燃料としての活用先には、バイオマス発電所とバイオマスボイラー(蒸気を作る際に木材チップを燃料として使うもの)といった用途がございますが、特に大きな指標となるバイオマス発電へ向けて私どもも供給を行っており、非常に期待を持って事業を展開しております。
具体的に申しますと、FIT(固定価格買取制度)において、私どもの生産した木質バイオマス燃料で発電した電力の買取価格は1kWhあたり13円となっております。これは比較的安価な電力です。かつて太陽光発電等で40円や42円といった非常に高価な金額で再生可能エネルギーを購入していた時代がございましたが、それらに比べると非常に安価にエネルギーを作ることができます。
それのみならず、24時間安定して電力供給ができるというのがバイオマス発電の最大の強みです。天候等の自然条件にまったく左右されない、ある意味で「ベースロード電源」になり得る電力ですので、私どもは今後もこの事業へ積極的に展開していきたいと考えております。

▲司会者
ありがとうございました。それでは質疑応答を終了いたします。以上をもちまして、フルハシEPO株式会社決算説明会を終了いたします。本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。

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