8日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり61銘柄、値下がり163銘柄、変わらず1銘柄となった。
前週末5日の米国市場は軟調に推移。5月雇用統計が労働市場の強さを示したため連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げを警戒した売りが広がった。特に、ナスダックは金利先高観に加え、半導体のブロードコムが引き続き重しとなったほか、スペースXの新規株式公開(IPO)を控え、資金調達のための利益確定売りに拍車がかかったとの見解も見られた。終盤にかけ、相場は下げ幅を拡大し終了。米株式市場の動向を横目に、8日の日経平均は大幅に3日続落でスタートした。5日のSOX指数が10%超安と急落したこともあって、キオクシアHDやソフトバンクGなど半導体やAI関連株中心に東京市場でも売られ、朝方から下げ幅を大きく広げた。先物主導の売りも加わって日経平均は下げ幅を3100円超まで大きく広げる展開となり、その後は64000円付近で軟調もみ合い展開となった。米国で5月米雇用統計が労働市場の強さを示したことで、FRBの年内利上げ観測が再び意識されて投資家心理が悪化、米長期金利の先高感が投資家心理の重しとなったほか、中東情勢を巡る不透明感もネガティブに働いた可能性がある。
大引けの日経平均は前営業日比2563.52円安の64024.60円となった。東証プライム市場の売買高は26億4626万株、売買代金は11兆1007億円だった。業種別では、保険業、食料品、小売業などが上昇した一方で、非鉄金属、電気機器、ガラス・土石製品などが下落。東証プライム市場の値上がり銘柄は29%、対して値下がり銘柄は68%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク、同2位はアドバンテとなり、2銘柄で日経平均を約814円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはSUMCOで12.84%安、同2位は村田製作所で10.15%安だった。
一方、値上がり寄与トップはKDDI、同2位はリクルートHDとなり、2銘柄で日経平均を約45円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは東宝で6.80%高、同2位は住友ファーマで5.39%高だった。
*15:30現在
日経平均株価 64024.60(-2563.52)
値上がり銘柄数 61(寄与度+155.71)
値下がり銘柄数 163(寄与度-2719.23)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
KDDI 2724 72.5 29.16
リクルートHD 10755 160 16.09
東京海上HD 7232 236 11.87
ファーストリテ 78820 120 9.65
セコム 6393 84 5.63
JT 6135 162 5.43
7&iHD 1915.5 52 5.23
キッコーマン 1464 27 4.53
武田薬品工業 5050 124 4.16
イオン 1394.5 40 4.02
任天堂 7640 116 3.89
第一三共 2529 38.5 3.87
ブリヂストン 3430 50 3.35
良品計画 3555 48 3.22
アサヒGHD 1505 29.5 2.97
日本ハム 6112 169 2.83
住友ファーマ 1514.5 77.5 2.60
花王 5995 74 2.48
協和キリン 2362.5 73.5 2.46
MS&AD 4402 77 2.32
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 55020 -4430 -445.51
アドバンテ 25235 -1530 -369.28
ソフトバンクG 6976 -450 -362.04
TDK 3715 -396 -199.12
キオクシアHD 71880 -6260 -146.89
イビデン 17060 -1700 -113.98
ファナック 7128 -520 -87.16
信越化 6863 -487 -81.63
村田製作所 8711 -984 -79.17
フジクラ 4401 -346 -69.59
レーザーテック 39100 -3080 -41.30
京セラ 3571 -149 -39.96
ディスコ 67480 -5100 -34.19
太陽誘電 14975 -875 -29.33
豊田通商 6165 -291 -29.26
住友電気工業 12140 -870 -29.16
SCREEN 11760 -870 -23.33
HOYA 25280 -1060 -17.77
荏原製作所 5030 -505 -16.93
NGK 6092 -483 -16.19