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米テック株高を映して買い戻し先行へ

[本日の想定レンジ]
8日のNYダウは80.77ドル安の50786.01ドル、ナスダック総合指数は220.23pt高の25929.66pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1750円高の65570円だった。本日は、前日の急落の反動や8日に米国市場でハイテク株が買い戻された流れを映して買い先行で始まりそうだ。8日の東京市場は、米国の利上げ観測の強まりを背景に半導体・人工知能(AI)関連株中心に幅広い銘柄に売りが先行し、日経平均は大幅に続落した。ローソク足は3日連続して大陰線を描き、ザラバ高値と安値も連日で前日水準を下回り黒三兵を形成し、売り圧力の強まりを窺わせた。週明け8日の米国市場は、先週末の急落を受けて値頃感の出たハイテク株中心に買い戻しの動きが強まり、ナスダック総合指数やSOX指数は反発した。一方、NYダウは金利の高止まりが警戒材料となり、小幅に続落した。本日の東京市場は前日の大幅下落の反動から自律反発を狙った買いが優勢となるだろう。また、週明けの米国市場でハイテク株が上昇したことも投資家心理を上向かせる材料になることが想定される。ナイトセッションの日経225先物は65400円台まで値を戻していることも好影響を与えそうだ。また、イランとイスラエルが一連の攻撃の応酬を停止したと伝わったことも買い安心感につながると予想される。しかし、原油高止まりによるインフレ高進や金利の上昇傾向が気がかりなほか、中東情勢も流動的で先行き不透明感も拭えていない。このため、買い戻し一巡後は次第に様子見姿勢が強まる可能性がある。10日には5月米消費者物価指数(CPI)や11日には5月米卸売物価指数(PPI)といった物価統計の発表も控えているため、再び金利上昇圧力が強まることも警戒される。結果として、きょうの上昇は自律反発の域を抜け出ないだろう。上値メドは、心理的な節目の66000円や66500円、67000円。下値メドは、25日移動平均線の63574円、心理的な節目の63000円、62000円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限66000円-下限64500円

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