[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;65176.23;+958.96
TOPIX;3872.43;+42.08
[寄り付き概況]
12日の日経平均は958.96円高の65176.23円と続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場は反発。ダウ平均は929.97ドル高の50848.75ドル、ナスダックは640.16ポイント高の25809.66で取引を終了した。原油価格の安定で、寄り付き後、上昇。トランプ大統領がカーグ島なども標的とするイラン攻撃強化を警告したため、原油価格上昇に連れ相場は失速した。終盤にかけて、トランプ大統領がイランとの交渉進展を理由に攻撃中止や和平合意間近との発表で戦争終結期待が高まり相場は大きく買われ、終了した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇した流れを引き継いだ。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が7.91%上昇と、ダウ平均(1.86%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株などの株価支援要因となった。また、海外市場で原油先物価格が下落し、米長期金利が低下したことが安心感となった。さらに、日経平均は昨日段階で64060円台に位置する25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。一方、米国で今日、米スペースXのナスダック上場が予定されているほか、来週15-16日には日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらのイベントを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、今日は株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)が算出される。
セクター別では、非鉄金属、ガラス土石製品、ゴム製品、機械、銀行業などが値上がり率上位、鉱業、サービス業、陸運業、情報・通信業、海運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、三井金属、アドバンテスト、東エレク、太陽誘電、イビデン、住友電工、ディスコ、レーザーテック、村田製、キオクシアHD、ルネサス、SMC、古河電工、レゾナック、信越化、フジクラなどが上昇。他方、リクルートHD、ソニーG、NTT、東京海上などが下落している。