週明け15日の香港市場は続伸。主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比124.57ポイント(0.50%)高の24842.67ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が1.31ポイント(0.02%)高の8375.74ポイントと続伸した。
米国とイランの和平合意を背景とした地政学リスクの後退や原油相場の急落を材料に買いが優勢となった。ホルムズ海峡の船舶航行の再開見通しを受けて原油高による景気下押し懸念が和らいだことも相場を支えた。一方で、中国の小売売上高や鉱工業生産、不動産投資など主要経済指標の公表を控え、景気動向への警戒感が上値を抑えた。指数は高寄り後に伸び悩む場面もみられたが、全体としては堅調な地合いを維持して取引を終えた。
セクター別では、航空銘柄が高い。原油価格の下落や地政学リスクの後退などが好感されたもようだ。中国国際航空(753/HK)が10.4%高、中国東方航空(670/HK)が8.8%高、中国南方航空(1055/HK)が8.0%高で引けた。
また、半導体などハイテク関連も高い。レノボ・グループ(992/HK)が9.3%高、極兔速逓環球(1519/HK)が7.1%高、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が7.0%高、英諾賽科蘇州科技(2577/HK)が16.6%高、ASMPT(522/HK)が10.9%高、兆易創新科技集団(3986/HK)と上海壁仞科技(6082/HK)がそろって10.6%高で取引を終えた。
半面、石油・石炭セクターは売られた。百勤油田服務(2178/HK)が21.1%安、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が3.5%安、中国海洋石油(883/HK)が2.9%安、エン鉱能源集団(1171/HK)が9.1%安で引けた。
本土マーケットも続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.61%高の4096.47ポイントで取引を終了した。