17日の香港市場は続落。主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比181.79ポイント(0.74%)安の24312.16ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が96.02ポイント(1.17%)安の8144.03ポイントで引けた。
中国景気の先行き懸念や米金融政策を巡る警戒感が重荷となり、軟調な地合いが続いた。5月の中国経済統計で小売売上高の減少や不動産開発投資の落ち込みが示され、内需の弱さが改めて意識されたほか、原油安を背景に資源関連にも売りが広がった。
一方で、中国人民銀行による2613億元の純資金供給が相場を下支えし、中東情勢を巡る緊張緩和も一定の支援材料となった。市場では米金融当局の見通しを見極めたいとの姿勢が強く、積極的な売買は限られる展開だった。
セクター別では、食品など消費関連が安い。老鋪黄金(6181/HK)が3.7%安、海底撈国際HD(6862/HK)が3.6%安、湖南鳴鳴很忙商業連鎖(1768/HK)が4.2%安、海天調味食品(3288/HK)が3.9%安、農夫山泉(9633/HK)が3.0%安で引けた。
また、自動車銘柄もさえない。嵐図汽車科技(7489/HK)が6.6%安、賽力斯集団(9927/HK)が5.5%安、理想汽車(2015/HK)が3.8%安、小鵬集団(9868/HK)が3.1%安で取引を終えた。
半面、中国の政府の支援期待から半導体銘柄に買いが広がった。兆易創新科技集団(3986/HK)が14.5%高、瀾起科技(6809/HK)が11.2%高、華虹宏力半導体(1347/HK)が8.5%高で取引を終えた。
中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.40%高の4108.08ポイントで取引を終了した。