22日の中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数が前営業日比72.62ポイント(1.78%)高の4163.10ポイントで引けた。
内需不振を背景とした追加景気対策への思惑を支えに買いが優勢となった。米イラン情勢の不透明感から朝方は弱含む場面もみられたが、指数は早い段階で持ち直し、その後は上げ幅を広げる展開となった。商務部など8部門が公表した「AI+消費」発展に関する実施意見も支援材料となり、金融株を中心に物色が向かった。一方で、最優遇貸出金利LPRは市場予想通り据え置かれ、中国の追加金融緩和余地が限られるとの見方も残ったが、相場全体では押し目買いの動きが優勢だった。
中国本土市場の個別銘柄では、保険業が上昇した。新華人寿保険(601336/SH)が10.0%高、中国人寿保険(601628/SH)が8.1%高、中国人民保険集団(601319/SH)が7.1%高、太平洋保険(601601/SH)が5.4%高となった。金融株への買いが優勢となるなか、生保関連銘柄の上昇が目立ち、政策期待を背景に保険セクターの主要銘柄がそろって値を上げた。
資本市場サービスでは、東方財富(300059/SZ)が12.7%高と大きく上昇したほか、中信建投証券(601066/SH)が10.0%高、華泰証券(601688/SH)が8.90%高、長江証券(000783/SZ)が10.0%高となった。金融株中心の物色が続くなか、証券関連銘柄にも買いが入り、政策期待を支えに主要銘柄が堅調な値動きを示した。
半面、建築業では柏誠系統(601133/SH)が5.2%安、聖暉集成(603163/SH)が2.4%安、亜翔集成(603929/SH)が0.8%安となった。自動車製造では岱美汽車内装件(603730/SH)が10.0%安、天有為(603202/SH)が8.0%安、鉄流(603926/SH)が7.0%安となり、建築業と自動車製造の主要銘柄で下落が目立った。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.58ポイント(1.67%)高の278.72ポイント、深センB株指数が3.31ポイント(0.29%)高の1137.60ポイントで終了した。