22日の香港市場は4日続落。主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比156.29ポイント(0.65%)安の23768.52ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が61.30ポイント(0.77%)安の7914.74ポイントで引けた。
ハンセン指数は4日続落し、0.65%安で約1年ぶりの安値を付けた。中東情勢の先行き不透明感や中国景気への不安が重荷となり、ネット関連株などに売りが出て指数を押し下げた。中国の実質的な政策金利である6月のローンプライムレートが13カ月連続で据え置かれたことに加え、米国で年内の利上げ観測が浮上していることも相場の重しとなった。一方で、米イラン協議を巡る進展発言や原油相場の低下が下支えとなり、投資家の慎重姿勢が続くなかでも下値は限定された。
セクター別では、自動車銘柄に売りが集中。吉利汽車HD(175/HK)が6.1%安、賽力斯集団(9927/HK)が4.4%、長城汽車(2333/HK)が3.4%、嵐図汽車科技(7489/HK)が3.1%安となった。
また、中国系の不動産も安い。龍湖集団HD(960/HK)が6.0%安、世茂集団HD(813/HK)が3.7%安、広州富力地産(2777/HK)が3.3%安、雅居楽集団(3383/HK)が3.0%安で引けた。
半面、半導体や人工知能(AI)関連が高い。上海天数智芯半導体(9903/HK)が15.3%高、兆易創新科技集団(3986/HK)が11.2%高、英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が10.4%高で引けた。また、中国の金融銘柄も買われた。中国人寿保険(2628/HK)が8.0%高、新華人寿保険(1336/HK)が6.7%高、広発証券(1776/HK)が9.7%高、中信証券(6030/HK)が6.1%高で引けた。
中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.78%高の4163.10ポイントで取引を終了した。