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NYの視点:米5月PCEコア加速もピークの思惑高まる、ドル上昇の勢い緩和も

米5月PCE価格指数は前月比+0.4%と加速予想に反し、4月と同水準を維持した。前年比では+4.1%と、予想通り4月+3.8%から加速し、23年4月以降ほぼ3年ぶり高水準となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している変動の激しい燃料や食品を除いた5月PCEコア価格指数は前月比+0.3%と、4月と同水準。前年比では+3.4%と、予想通り4月+3.3%から加速し、23年10月来の高水準となった。

前年比で伸びが加速も想定内にとどまったほか、前月比では、伸びが安定した。6月に入り、米イラン和平合意への進展で、ホルムズ海峡が再開し、原油価格が下落。戦争前の水準を回復した。また、原油先物市場では、原油価格がピークに達したことが示唆された。原油価格の下落は連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを実施するよりも金利据え置くチャンスを与える。

ドル指数は心理的節目となる100や重要な節目となる200日移動平均水準を上回っているため、底堅い展開は継続する可能性がある。ただ、利上げの可能性が後退したため、ドル上昇の勢いも緩和する可能性がある。

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