富士製薬工業は6月30日、北陸電力および北陸電力ビズ・エナジーソリューション(以下、北陸電力グループ)が富山市・呉羽山に位置する北陸電力研修センター内に建設した「北陸電力呉羽農場エネルギーパーク」で発電した再生可能エネルギー電力が、同社富山工場(所在地:富山県富山市)に供給されることを発表した。供給開始日は7月1日。パネル容量は107kW(244枚)、年間想定発電量は約105MWh、CO2想定削減量は46.28t/年。
この事業は、日本国内で求められている農業の担い手不足や耕作放棄地の増加などの地域課題への対応と、脱炭素社会の実現を両立する新たなソリューションとしての取り組みである。
北陸電力グループが北陸電力研修センター内の試験農場跡地にポット式のブルーベリー畑を整備し、その農地の上部に太陽光発電設備を設置することで、再生可能エネルギーの創出と営農の両立を図る。発電された再エネ電力は、オフサイトPPAを通じて富士製薬工業の富山工場へ全量が供給される。
富士製薬工業はこれまでも北陸電力グループとオンサイト/オフサイトPPAを通じて脱炭素化を進めており、今回初めて営農型太陽光発電によるオフサイトPPAの実現に至った。営農面では、専門家の技術協力のもと、協力農家がブルーベリーを栽培する。初収穫は2028年頃を予定しており、収穫物は富士製薬工業および北陸電力グループ内での活用等を検討する。
三社は、CO2削減目標の達成に向けた取り組みをさらに進めるとともに、さまざまな事業を通じて北陸地域の一層の発展に貢献する。
富士製薬工業–営農型太陽光発電由来の再エネ導入を開始 ― 脱炭素と地域共生を同時に推進
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。
いいね!しよう