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リケンNPR Research Memo(5):2027年3月期は不透明感を考慮して減益予想だが保守的

■今後の見通し

● 2027年3月期の業績見通し
リケンNPRの2027年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.7%減の162,000百万円、営業利益が同22.2%減の10,000百万円、経常利益が同22.2%減の13,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同35.8%減の9,000百万円と見込んでいる。想定為替レートは1米ドル=150円、1ユーロ=180円(前期実績は1米ドル=149円、1ユーロ=169円)である。2026年4月に買収したHHCの業績は期中より連結業績へ反映される。また、引き続き価格適正化、経営統合シナジーや生産体制最適化を含むコストダウンを推進するが、地政学リスクの高まりによる需要減少という事業環境の不透明感、原材料・エネルギーコストの上昇、人件費増加などを考慮して減収減益予想としている。

営業利益が前期比28億円減少となる要因別の増減見込みは、販売減少で31億円の減少、為替変動で2億円の増加、価格適正化等で8億円の増加、資材価格上昇で13億円の減少、人件費増加で7億円の減少、合理化・経営統合シナジーで20億円の増加、米国関税影響で3億円の減少、経費他の増加で2億円の減少となっている。また親会社株主に帰属する当期純利益については前期計上した特別利益の剥落も影響する。ただし、2027年3月期は事業環境の不透明感を考慮して保守的に減益予想としているものの、価格適正化や経営統合シナジーを含むコストダウンが順調に進展していること、為替が想定よりも円安水準で推移していることなどを勘案すれば、弊社では前期と同様に上振れ余地があると考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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