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米原油高や米国株安を映して売り先行へ

[本日の想定レンジ]
13日のNYダウは138.37ドル安の52498.64ドル、ナスダック総合指数は408.43pt安の25873.18pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比115円高の67375円だった。本日は、米原油先物相場の上昇や米国株の下落を背景に売りが先行して始まることが見込まれる。13日の東京市場は、中東情勢の先行き不透明感や韓国市場の急落を映して、半導体・人工知能(AI)関連株中心に売られ、日経平均は3営業日ぶりに大幅に反落した。ローソク足は陰線を描き、5日移動平均線(67724円)水準を下回り、売り圧力の強さを窺わせた。一方、トランプ米大統領が13日、イランに対する海上封鎖を再開すると表明したことを受けて、ホルムズ海峡の通航を巡る不透明感から原油先物が上昇したため、同日の米国市場では売りが優勢となり主要株価指数は下落した。ナイトセッションの日経225先物は67070円と安値引けとなったほか、機関投資家が参考にしている日経225CFDは時間外取引で67000円前後で推移しており、本日の東京市場は売りが先行して始まることが想定される。ホルムズ海峡を巡る不透明感から米原油先物相場が9%超急伸したため、インフレや長期金利の上昇懸念、原材料費の高騰による企業業績の悪化に対する警戒感が相場の重しになるだろう。また、米国とイラン両国による攻撃の応酬が続いているため、戦闘終結の覚書に基づく協議に支障が出かねず、中東情勢のさらなる悪化への懸念が強まっていることも投資家心理を悪化させる要因になるだろう。さらに、先週末に米ナスダック市場に上場したSKハイニックスが急落し、マイクロン・テクノロジーやブロードコム、アドバンスト・マイクロ・デバイセズなど他の半導体関連株が値を崩したことも東京市場に悪影響を及ぼすことになろう。しかし、日経平均は前日に4桁の下落となっており、本日も大きく値を下げれば、急ピッチの下落に対する警戒感から押し目を拾う動きも想定されよう。ただ、指数寄与度の大きい半導体・AI関連株への売りが続くことが見込まれるだけに、積極的に押し目を拾う動きも限定的と思われる。東京市場は足元、値動きの荒い韓国市場の影響に大きく左右されており、韓国株が反発すれば、投資マインドがやや改善に向かうだろうが、韓国市場離れができないうちは不安定な地合いが続くことになるだろう。上値メドは、心理的な節目の70000円、71000円、72000円。下値メドは、心理的な節目の66000円、65000円、6月11日高値の64395円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限68000円-下限67000円

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