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ラサ商事 Research Memo(6):2027年3月期は増収減益見通しも、前期大型案件の反動減の影響大

■ラサ商事の今後の見通し

1. 2027年3月期の業績見通し
2027年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比1.1%増の28,500百万円、営業利益で同15.5%減の2,500百万円、経常利益で同14.8%減の2,750百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同15.9%減の2,000百万円と増収減益の見通しである。この見通しには前期の大型案件獲得による反動減が反映されているが、定量的な増減要因は開示されていない。もっとも、大型案件を獲得した環境設備関連の営業利益は明らかに過去のトレンドから乖離しており、その乖離の大きさなどから見て、減益要因として大型案件獲得による反動減の影響が大きいと推察される。

なお、事業セグメントに関しては、定性的要因が開示されており、資源・金属素材関連及び化成品関連では中東情勢緊迫化の影響がリスク要因として挙げられる。産機・建機関連でも中東情勢緊迫化の影響による仕入価格上昇等の懸念はあるが、需要の堅調な推移を背景として、収益は底堅く推移する見通しである。一方、環境設備関連及びプラント・設備工事関連では大型案件の反動減が想定されている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 古川 聖治)

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