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半導体やAI関連株にらみのなかで自律反発狙い

 27日の日本株市場は、半導体株の戻りの強さを見極めながらの相場展開になりそうだ。24日の米国市場はNYダウが235ドル高、ナスダックは161ポイント安だった。パキスタンは米国とイランの戦闘終結に向けた交渉の再開を模索しているとの報道を受けて、原油先物相場が下落したことが、投資家心理を改善させた。一方で、予想を上回る決算を発表したインテルが売られるなど、半導体株の弱さが目立った。シカゴ日経225先物は大阪比165円安の64395円。円相場は1ドル=163円60銭台で推移。

 日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で売りが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで65230円まで買われる場面もみられたが、米国市場の取引開始後は下へのバイアスが強まり、一時64280円まで売られた。ボリンジャーバンドの-1σ(66050円)と-2σ(63780円)とのレンジでの推移が続きそうだ。ただ、日経平均株価においても-2σ(64316円)および75日線(64325円)水準まで下げてきたことで、いったんはリバウンドが意識されやすい。

 米国では原油先物相場の下げが買い戻しに向かわせていたが、その後トランプ大統領は米軍に対し、新たな攻撃を行わないよう命じたと報じられた。イラン側も湾岸諸国などにある米軍拠点への攻撃は控えていると伝えられており、買い戻しを誘う動きが期待される。もっとも、半導体株の不安定な値動きが続いているため、キオクシアHD、東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクGなど指数インパクトの大きい半導体やAI関連株にらみの展開になりそうだ。

 米国では主要企業の決算発表が本格化するなか、今週も大型テック企業の決算が予定されている。インテルのように好決算ながら急落する動きが警戒されやすく、リバウンド機運は高まりにくいだろう。そのため、内需系の銘柄にシフトしやすいと考えられ、相対的にTOPIX型優位の展開を想定。なお、昨夕決算を発表したところでは、岩井コスモ、ヒガシHD、Tホライゾン、コスモ・バイオ、川崎船、YKT、今村証券辺りが注目されそうだ。

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