マネーボイス メニュー

リアルゲイト—3Q営業利益2ケタ増、通期計画達成に向けて順調に進捗

リアルゲイトは28日、2026年9月期第3四半期(25年10月-26年6月)決算を発表した。売上高が前年同期比5.5%減の77.09億円、営業利益が同18.5%増の11.60億円、経常利益が同3.0%増の8.70億円、四半期純利益が同1.9%減の5.67億円となった。

同社が主力事業とする築古再生オフィス賃貸業界においては、平均空室率の改善及び賃料の上昇に見られるとおりオフィス需要全体が堅調に推移しており、特に同社が強みを持つ渋谷エリアでは、スタートアップ企業の活発な需要を背景に、同社運営の既存物件は高稼働率を維持し、賃料も上昇傾向にある。また、建築費の高騰や金利上昇を背景に、新築よりも既存ビルを活用する方が収益面で優位な状況となっており、新築開発を前提とするデベロッパーによる、築古ビルを解体し新築する従来のビジネスモデルは、採算性が悪化し厳しい状況に置かれている。一方、築古ビルの再生に強みを持つ同社にとっては、仕入機会の拡大につながっており、引き続き有利な事業環境となっている。このような追い風を受け、同社は既存運営物件の高稼働率を維持し、安定的なストック型収入の積み上げを継続したことで計画を上回る収益を計上しており、第4四半期における販売用不動産の売却(契約済)及び請負工事の竣工引渡しについても計画通りに完了を予定し、フロー型収入も収益に大きく貢献するほか、ポートフォリオの入れ替えによる利益率改善が進んだ結果、通期計画を上回る着地を見込んでいる。また、仕入活動についても、2026年2月にヒューリックとの合弁会社設立を通じたJV案件による新規物件の獲得も順調な滑り出しとなっており、建築費高騰による再生需要の高まりを背景に当第3四半期累計期間において新たに8件の新規購入物件やマスターリース物件の契約締結が完了するなど、計画を上回るペースで推移した。6月に実施した増資資金を加え、今後も来期以降の収益に貢献する物件の仕入活動などの先行投資を加速し、営業利益成長率のさらなる拡大に向け取り組んでいくとしている。

2026年9月期通期の業績予想については、売上高は前期比7.2%増の105.00億円、営業利益は同40.9%増の14.70億円、経常利益は同35.1%増の11.17億円、当期純利益は同29.6%増の7.25億円とする期初計画を据え置いている。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。