前日6日の米国株式市場は下落。対イラン協議を巡る不透明感に原油高が嫌気され、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事が利上げ支持する意向を示したほか、英紙報道でウォーシュFRB議長がインフレ高進なら利上げの用意があると報じられたため早期利上げ観測がさらなる売り圧力となり、相場は終日軟調に推移した。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始した。寄り付き後は、早々に売りが優勢となり、下落へ転じた。米国でFRB高官の発言を受けた早期利上げ観測の強まりが投資家心理を圧迫し、値がさ半導体株に売りが継続。決算が失望されたレーザーテックやソフトバンクGの下落も相場の重荷となり、一時65000円を下回る場面も見られた。ただ、午後からは下げ幅を縮小する動きとなり、フジクラが2027年3月期の連結業績見通しの上方修正を発表したのをきっかけに日経平均も急速に下げ渋った。好決算銘柄への物色は活発で、医薬品や食料品など内需・ディフェンシブ系への資金シフトが引き続き下支え要因として意識された。
大引けの日経平均は前営業日比76.55円安の65,606.71円となった。東証プライム市場の売買高28億7,610万株、売買代金は10兆8,960億円だった。業種別では、石油・石炭製品、その他製品、ゴム製品などが上昇した一方で、建設業、その他金融業、証券・商品先物取引業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は60.3%、対して値下がり銘柄は37.3%となっている。
個別では、バンナムHD、リクルートHD、コナミG、KDDI、ファナック、ファーストリテ、大塚HD、三菱商、ソニーG、三井物、フジクラ、任天堂、豊田通商、テルモ、中外薬、資生堂などの銘柄が上昇。
一方、アドバンテ、ソフトバンクG、東エレク、レーザーテック、富士フイルム、キオクシアHD、エムスリー、ディスコ、村田製、スクリン、京セラ、太陽誘電、TDK、などの銘柄が下落。