STIフードホールディングスは7日、2026年12月期第2四半期(26年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.9%増の189.23億円、営業利益が同21.0%減の11.06億円、経常利益が同19.0%減の11.46億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同51.1%減の7.59億円となった。同社はこの結果を受けて、業績は上期で底を打ち、回復基調に入ったとコメントしている。
食品製造販売事業の売上高は175.57億円、セグメント利益は16.25億円となった。簡便に再加熱調理ができる焼き魚や、直ぐに食べられるカップサラダ商品を中心に販売個数が堅調に推移したことにより、売上高はほぼ横ばいで着地した。一方で、継続的な円安や原材料価格の上昇による製造コスト上昇への対応を余儀なくされるなど、厳しい事業環境が続いている。本状況を受け、さばをはじめとした同社の主力商品に使用している水産原材料の価格動向を踏まえた規格の見直しや、銀鮭やいわし、にしん、いか、もずく等、多様な水産物を使用した商品の展開を行うとともに、付加価値を高めた商品開発を進めている。
リテール事業の売上高は13.89億円、セグメント損失は0.13億円となった。原材料価格高騰による製造コスト上昇への対応が避けられなかったものの、「あゆの塩焼」など季節感あふれる製品のほか、高品位の海苔弁当などの商品を新規投入したことにより前年を上回る売上を維持した。また、7月以降に需要が本格化する中元商品の受注も順調に伸長しているほか、焼魚・ご飯の更なる品位向上を図るための製造設備導入や、省人化・生産性向上に向けたシステム導入などの投資を行った。
2026年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.6%増の400.00億円、営業利益が同1.5%増の26.00億円、経常利益が同0.1%減の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.7%減の17.00億円とする期初計画を据え置いている。