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7万円を意識したトレンド形成に

 14日の日本株市場は、米国市場の流れから買い優勢の相場展開が見込まれる。13日の米国市場はNYダウが69ドル高、ナスダックは214ポイント高だった。7月の卸売物価指数(PPI)が予想を下回った。前日には7月の米消費者物価指数(CPI)が予想と一致だったこともあり、引き続き米連邦準備理事会(FRB)による早期利上げ観測が後退したことで買いに向かわせた。また、WTI原油先物価格が下落したことも投資家心理の改善につながっていた。シカゴ日経225先物は大阪比920円高の69180円。円相場は1ドル=159円40銭台で推移。

 日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで日中比880円高の69140円で終えたが、米国市場の取引開始後に69550円まで上げ幅を広げる場面もみられている。ボリンジャーバンドの+1σ(68000円)が支持線として意識されるなか、+2σ(70100円)水準が意識されてきている。週末要因もあって積極的な売買は手控えられるだろうが、日経平均株価においても+2σ(69782円)を射程に入れたトレンド形成に向かわせよう。

 また、米国では決算内容が嫌気されたシスコシステムズの下げがNYダウの重荷になっていた。一方で、サンディスクやマイクロンテクノロジーなど半導体やAI関連株の一角が買われていた。この流れを引き継ぐ格好から本日も指数インパクトの大きい東京エレクトロンやアドバンテスト、フジクラ、キオクシアHDなどへの物色が続きそうである。また、前日は後場に入り日銀の早期利上げ観測が浮上。三菱UFJなどメガバンクなど金融株への物色もみられていた。物色に広がりがみられるかが注目されよう。

 また、本日は8月限のオプションSQとなる。SQ値が支持線として意識されてくるようだと、先物主導で上へのバイアスが強まる可能性もあるため、日経平均株価の7万円回復を想定した押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。ただ、インデックスに絡んだ商いが中心になりやすく、大型株主導の相場展開になりそうである。そのほか、決算を手掛かりとした個別物色もみられるとみられ、昨夕決算を発表したところでは、GMOペパボ、T&Gニーズ、加賀電子、unerry、Appier、古河機金、オイシックス、アイスタイル、ネクソン、エレコム、トライアルなどが注目される。

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