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週末の持ち高調整などで重い展開【クロージング】

14日の日経平均は4営業日続伸。405.21円高の68713.80円(出来高概算24億4000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でテック株が買われた流れを受け、東京市場でも半導体・AI関連株中心に値を上げ、日経平均は69608.24円まで上昇し、取引時間中としては7月13日以来約1カ月ぶりに心理的な節目の69000円台を回復した。ただ、堅調に推移していた韓国総合株価指数(KOSPI)が上げ幅を縮めると、日経平均も失速。後場に入っても、週末に伴う持ち高調整売りが出たほか、日銀による9月の追加利上げへの思惑が拭えず、相対的な株式の割高観も意識された面もあったとみられ、後場中盤には68471.15円まで伸び悩む場面もあった。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、その他製品、海運、鉱業、情報通信など19業種が上昇。一方、医薬品、証券商品先物、サービス、非鉄金属など14業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス、ソフトバンクG、キオクシアHD、ソニーGが買われた半面、イビデン、リクルートHD、トレンドが売られた。

前日の米国市場ではインフレ指標の鈍化を背景に追加の利上げ観測が後退したことから、主要株価指数が揃って上昇。日経平均はこの流れから、前場に上げ幅が一時1300円に迫る場面があった。個別でも、米国で13日、投資家説明会を開催し、今後の強気な収益見通しを開示した米半導体メモリー大手サンディスクが13%超急伸したため、同業のキオクシアHDにも買いが波及した。また、大幅な増配や市場予想を上回る決算を発表したネクソンがストップ高まで買い上げられるなど、好決算を発表した企業にも買いが続いた。

日経平均は6月22日に記録した史上最高値(72831.73円)から7月29日に記録した直近安値(60448.90円)までの下げ幅の3分の2戻し水準(68704.12円)を突破したため、全値戻しへの期待が高まっている。ただ、きょうまでの4営業日で約3100円上昇し、短期的な警戒感がくすぶっているほか、来週はちょうど材料難の1週間になる可能性もある。目先は短期的な過熱感を解消しながら、値固め的な展開が想定されるだろう。

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