2026年12月期 第2四半期業績の総括
平良真人氏:THECOO株式会社代表取締役CEOの平良です。本動画をご覧いただき、誠にありがとうございます。2026年12月期第2四半期の決算説明を行います。
まず、エグゼクティブサマリーをご説明します。2026年第2四半期業績の総括です。
前年同四半期比で増収増益を達成しました。ファンビジネスプラットフォーム事業が順調に拡大し、販売管理費全体を適正にコントロールしたことで、営業利益が大幅に増加しています。
全社の売上高は14億1,600万円で前年同四半期比26.1パーセント増、営業利益は1億5,700万円で前年同四半期比1億3,600万円増、642.3パーセント増となりました。当期純利益は1億3,600万円で、前年同四半期比1億1,400万円増の524.9パーセント増となりました。
ファンビジネスプラットフォーム事業ではファン数が大幅に増加し、約55万9,000人で前年同四半期比54.4パーセント増となりました。アイコン数も順調に増加し、約4,300で前年同四半期比26.5パーセント増となっています。
デジタルマーケティング事業では取扱件数が減少し、前年同四半期比でマイナス15.3パーセントとなりました。一方、案件単価は大型案件の受注により好調に推移し、前年同四半期比で26.7パーセント増加しました。
2026年12月期 業績予想について
業績予想についてです。ファン数の増加とプライシングの最適化により、通期業績予想を大幅に上方修正します。
売上高および各段階利益は、期初計画を大幅に上回る見通しです。ファン数が想定以上に増加していることに加え、プライシング最適化の進展により、収益基盤が大幅に強化されています。
期初計画に対する各項目の進捗率は、売上高が51.6パーセント、営業利益が102.6パーセント、経常利益が106.6パーセント、当期純利益が107.8パーセントです。
通期業績予想を修正し、8月12日に公表しています。売上高は期初計画の54億8,000万円から61億4,000万円へ、営業利益は期初計画の3億円から7億円へ上方修正しました。経常利益は期初計画の3億円から7億2,000万円へ、当期純利益は期初計画の2億5,000万円から6億1,000万円へ、それぞれ上方修正しています。
2026年12月期 業績予想に対する進捗について
業績予想に対する進捗状況についてです。過去の実績と比較しても、業績予想に対する第2四半期末時点の売上高進捗は順調です。
先ほどご説明した修正後の通期業績予想61億4,000万円に対する第2四半期末の売上高進捗率は46パーセントで、過去3年の第2四半期末時点の進捗率と比べても、非常に順調に推移しています。
“できっこない”に挑み続ける
会社およびビジネスの概要についてご説明します。
当社のビジョンは「“できっこない”に挑み続ける」です。このビジョンに共感し、新しいことにチャレンジしたいメンバーが集まり、THECOOは創業されました。このビジョンに共感したメンバーが常に新しいサービスや事業を立ち上げ、さまざまな社会課題の解決に取り組みながら、世の中に価値を提供していきたいと考えています。
会社概要
会社概要について簡単にご説明します。当社は2014年1月に創業し、原宿にオフィスを構えています。現在は127名の役職員が所属しており、主に2つの事業を展開しています。
2つの主力事業
その2つの主力事業について簡単にご説明します。1つはBtoCの「ファンビジネスプラットフォーム事業」、もう1つはBtoBの「デジタルマーケティング事業」です。
事業内容
各事業について、もう少し詳しくご説明します。
ファンビジネスプラットフォーム事業では、スポーツ選手、スポーツチーム、俳優、インフルエンサー、アーティスト、ミュージシャン、アイドルなど、「アイコン」と呼ばれるファンを抱える方々が、簡単に自分のファンコミュニティやファンクラブを開設できるアプリプラットフォームを提供しています。
ファンの方々が入会して会費を支払うことで、その収益をアイコンの方々とレベニューシェアするビジネスモデルです。
また、デジタルマーケティング事業では、インフルエンサーマーケティングとオンライン広告運用の2商品で、広告主のみなさまからフィーやマージンをいただき、運用を行っています。
新時代のファンコミュニティ
ここからは「Fanicon(ファニコン)」について詳しくご説明します。
「新時代のファンコミュニティ 双方向のコミュニティで、大好きな人を持続的に支援する」とスライドに記載のとおり、「Fanicon」はファンとアイコン、そしてファン同士のコミュニケーションを主体としたコミュニティプラットフォームです。
現在、多くの方にご利用いただいており、さまざまなファンやアイコンの方々に楽しんでいただいています。
なぜ完全有料制・完全会員制なのか
なぜ「Fanicon」が完全有料制・完全会員制なのかをご説明します。理由は大きく3点あります。
1つ目は「ファンを維持する」ことです。ファンベースの大小にかかわらず、熱心でコアなファンの方々は必ず存在します。ファンビジネスを立ち上げた方々は、このようなコアなファンの熱量を維持しながら、支援をいただくことを主要な軸として活動されています。
2つ目は「安定した収益基盤の確保」です。完全有料制により、ファンの方々からの収益を活用し、自身のファンビジネス活動に充てることが可能となります。
最後に、最も重要なのが「心理的安全性」です。熱心なコアなファンのみが集まるため、安心・安全な空間が保たれています。この空間では、アイコンとファンのみなさまが、安心してコミュニケーションを取れるようになっています。
ご利用中のアイコン一例(一部抜粋)
現在ご利用中のアイコンのみなさまの一例を掲載しています。
アイドル、アーティスト、俳優、ミュージシャン、タレント、YouTuber、スポーツチーム、スポーツ選手、そして海外ではK-POPアイドルなど、さまざまな方々にご利用いただいています。ジャンルを問わず、みなさまにご活用いただけるプラットフォームです。
【デジタルマーケティング事業】インフルエンサーセールス事業・デジタル広告事業
デジタルマーケティング事業の概要です。当社のデジタルマーケティング事業は、企業やブランドのマーケティング活動を支援する広告事業となっています。
インフルエンサーセールス事業およびデジタル広告事業では、インフルエンサーマーケティングを主軸とするSNSマーケティングやデジタル広告の領域で、企業のマーケティング活動を支援しています。
【デジタルマーケティング事業】インフルエンサーセールス事業の特徴
インフルエンサーセールス事業の特徴です。当社のインフルエンサーセールス事業は、インフルエンサーマーケティングを一気通貫で提供できる点が強みとなっています。
自社が運営するプランニングツールなどを活用し、データドリブンな提案を可能にしています。また、多様なカテゴリのインフルエンサーネットワークを有しており、広告主や広告代理店の課題を解決するために最適なインフルエンサーを柔軟に提案することが可能です。
【全社】2026年12月期 第2四半期業績PL
2026年12月期第2四半期の業績について、詳しくご説明します。ファンビジネスプラットフォーム事業が順調に推移し、増収増益となりました。販売管理費は増加したものの、営業利益は大幅な増加を達成しました。
売上高は14億1,600万円で、前年同四半期比プラス26.1パーセント、売上総利益は前年同四半期比プラス45.3パーセントと大きく伸長しています。販売管理費は売上拡大に向けた投資により増加したものの、その他の販管費を適正にコントロールしました。
その結果、営業利益は1億5,700万円となり、前年同四半期比で1億3,600万円増のプラス642.3パーセントと大幅に増加しました。
【全社】四半期売上高・営業利益推移
四半期売上高および営業利益の推移についてです。第2四半期単体でも増収増益となり、高い収益性を維持しています。
繰り返しになりますが、第2四半期の売上高は14億1,600万円で、前年同四半期比プラス2億9,200万円、プラス26.1パーセントとなりました。営業利益は1億5,700万円で、前年同四半期比プラス1億3,600万円、プラス642.3パーセントとなっています。
直近の推移を見ても、売上高・利益ともに高水準を維持しており、全社業績の拡大傾向が継続しています。
【全社】販売管理費・役職員数
全社の販売管理費と役職員数についてです。売上拡大に向けた投資を継続しつつ、費用を適正にコントロールしています。
販売管理費は、事業成長を見据えた人員採用や成長投資を継続する一方、その他の費用を抑えることで、全体として適正に管理できています。
役職員数については、事業成長を見据えた人員採用を継続しています。
【ファンビジネスプラットフォーム事業】四半期売上高・売上総利益率、営業利益
セグメント別の第2四半期業績についてです。ファンビジネスプラットフォーム事業の売上高は、ファン数の増加により、前年同四半期比で増収を達成しました。また、営業利益も大幅に増加しています。
売上高は11億8,500万円で、前年同四半期比プラス2億7,600万円、プラス30.4パーセントです。営業利益は1億9,800万円で、前年同四半期比プラス1億4,400万円、プラス266.4パーセントとなっています。
売上高・営業利益ともに大幅な伸長を見せ、全社利益に大きく貢献しています。
【ファンビジネスプラットフォーム事業】KPI:アイコン数、ファン数
主要KPIであるアイコン数とファン数についてです。アイコン数は約4,300で、前年同四半期比プラス26.5パーセント、ファン数は約55万9,000人で前年同四半期比プラス54.4パーセントと、いずれも大幅に増加しています。
【ファンビジネスプラットフォーム事業】KPI:流通総額、ARPU
もう1つの主要KPIである流通総額とARPUについてです。流通総額は前年同四半期比約1.5倍に拡大する一方、ARPUは構造的要因により下降傾向にあります。
流通総額は22億7,000万円で、前年同四半期比プラス49.9パーセントとなっています。サブスクおよびサブスク外の売上はいずれも好調で、順調に拡大しています。
ARPUは735円で、前年同四半期比マイナス12.1パーセントとなっています。手数料のみを計上するOEM提供の個別アプリでファン数が増加した影響でARPUは低下していますが、大きな問題ではないと考えています。
繰り返しになりますが、流通総額ベースでは健全な拡大が続いています。
【デジタルマーケティング事業】四半期売上高・営業利益
2026年12月期第2四半期におけるデジタルマーケティング事業の業績についてです。前年同四半期比で売上は増加しましたが、販売管理費の増加を受け、営業利益は減益となりました。
売上高は2億3,100万円で、前年同四半期比プラス1,600万円の7.8パーセント増となっています。営業利益はマイナス4,000万円で、前年同四半期比マイナス700万円となりました。
【デジタルマーケティング事業】KPI 取扱件数・案件単価
デジタルマーケティング事業の主要KPIである、取扱件数と案件単価についてです。大型案件に注力した結果、取扱件数は減少しましたが、案件単価は上昇しています。
取扱件数は前年同四半期比マイナス15.3パーセントとなりました。一方で、案件単価は前年同四半期比プラス26.7パーセントと増加しています。
本編は以上になります。ご視聴いただき、誠にありがとうございました。