フルハシEPO は12日、2027年3月期第1四半期(26年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.7%増の25.64億円、営業利益が同4.4%減の2.69億円、経常利益が同6.4%減の2.69億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.0%減の1.61億円となった。
バイオマテリアル事業の売上高は18.99億円(前年同期比104.0%)、セグメント利益は2.53億円(前年同期比97.1%)となった。原料調達については、新規顧客の獲得や既存顧客との取引深耕に注力したことに加え、2025年9月に稼働を開始した名古屋CEセンターによるサービスエリアの拡充が寄与し、調達数量は前年同期比107.5%となった。木材チップ販売は、取扱数量の増加に伴う供給体制の安定化が顧客からの信頼向上につながり、新規顧客の獲得が進んだ。また、内航船を活用した新たな出荷方法を確立したことで、より広範囲の顧客への供給が可能となり、特定地域の市況に左右されにくい販売体制の構築が進んだ。
資源循環事業の売上高は4.07億円(前年同期比99.9%)、セグメント利益は0.14億円(前年同期比59.7%)となった。エリア展開の強化に向けて東海地区および東日本地区における営業活動を推進するとともに、既存顧客に対する取引単価の改定交渉やシェアアップ提案、地域密着型の建設会社への新規営業に注力した。特に、東海地区では主要顧客との単価改定合意に加え、戸建住宅分野における新規取引先の開拓や、賃貸住宅・施設建設分野への営業展開を進めた。また、東日本地区では戸建住宅分野における新規顧客の獲得および既存顧客へのシェアアップ提案を強化した。一方で、既存工場の人員強化や昇給等に伴う労務費の増加が利益に影響を与えることとなった。
その他の売上高は3.40億円(前年同期比92.3%)、セグメント利益は0.04億円(前年同期比161.2%)となった。同社グループは、不要となった物流機器の買取案件に継続して取り組み、木製パレットを中心に、樹脂パレット、スチール製品等の買取商談を実施した。特に木製パレットについては、リユース販売に加え、サイズや形状を変更する「リメイク」や、顧客の要望に近い代替サイズを提案する「ニアサイズ提案」を推進し、顧客の余剰在庫解消と販路拡大に努めた。また、リユース品活用によるカーボンニュートラルへの関心の高まりを踏まえ、コスト削減および環境配慮の両面から提案営業を強化している。「環境コンサルティングサービス事業」では、企業等のサステナビリティ経営を支援するため、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに関するコンサルティング、環境・サステナビリティ人材の育成、統合報告書等の情報開示支援に加え、環境に特化した各種コンサルティングサービスを提供しており、当第1四半期連結累計期間においても受注獲得に向け注力した。
2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の108.23億円、営業利益が同9.6%増の12.87億円、経常利益が同6.9%増の12.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.1%増の8.91億円とする期初計画を据え置いている。