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AI関連株が堅調で1カ月半ぶりに69000円台回復【クロージング】

17日の日経平均は5営業日続伸。506.45円高の69220.25円(出来高概算20億9000万株)と終値ベースでは7月6日以来、約1カ月半ぶりに69000円台を回復して取引を終えた。前週末の米国市場では主要株価指数が揃って下落したものの、サンディスクなど人工知能(AI)関連株の一角が上昇したため、東京市場でもキオクシアHDや東エレク、フジクラなどが堅調となり、日経平均は取引開始後には69100.43円まで上伸した。ただ、連日の上昇に対する警戒感から売りも出て、前場中盤には68492.04円とマイナスに転じる場面があった。また、日銀の早期の利上げ観測を背景に国内長期金利が上昇したことで相対的な株式の割高感が意識されたことも買い見送り要因になったようだ。しかし、テック株への買い意欲は衰えず、後場には再度日経平均も強含み、終盤には69225.57円まで上値を伸ばした。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が900に迫り、全体の5割超を占めた。セクター別では、非鉄金属、海運、ガラス土石、金属製品など8業種が上昇。一方、パルプ紙、医薬品、卸売、その他製品など25業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス、キオクシアHD、ソフトバンクG、東エレクが買われた半面、ファーストリテ、ソニーG、KDDI、日東電工が売られた。

解放記念日で韓国市場が休場だったこともあり、キオクシアHDに資金が向かったとの指摘もあったが、同株が買われ、ほかの半導体・AI関連株にも買い気が波及したことも日経平均を押し上げる要因につながった。さらに、好決算発表銘柄にも引き続き資金が流入するなど、投資家の物色意欲は旺盛だった。ただ、連日の上昇で短期的な高値警戒感がくすぶっているため、利益確定売りの動きで日経平均は下げ
に転じる場面も。

業績拡大への期待が高いAI関連株、特にキオクシアHDが後場一段高となったことがきょうの相場を支えた。一本調子の上昇に対する懸念は拭えない反面、キオクシアHDが復調すれば、日経平均も7万円の大台回復に向けた上昇も期待できるのではないかとの声も聞かれるなど、先高期待が市場では引き続き高まってきているようだ。

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