フェローテックは14日、2026年12月期第1四半期(26年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が1,824.37億円、営業利益が280.71億円、経常利益が272.79億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が215.19億円となった。2026年12月期は決算期変更の経過期間になることから、当第1四半期連結累計期間は、同社および決算日が3月31日の連結子会社は3か月間(2026年4月1日~2026年6月30日)、決算日が12月31日の連結子会社は6か月間(2026年1月1日~2026年6月30日)を連結対象期間とする変則的な決算となっている。このため、対前年同四半期増減率についての記載はない。
半導体等装置関連事業の売上高は1,181.53億円、営業利益は160.73億円となった。真空シール及び各種製造装置向け金属加工製品は、米国メーカー及び中国メーカーからの発注量が非常に高水準な状況となっている。半導体製造装置向けの半導体マテリアル製品については、石英、セラミックス、シリコン製品の販売が設備投資の増加と、工場稼働率向上を背景に大きく伸びている。部品洗浄サービスも、中国の半導体及びFPD工場の稼働率に連動し売上は好調な状況である。
電子デバイス事業の売上高は399.54億円、営業利益は117.83億円となった。サーモモジュールは、AIデータセンター向けの光トランシーバーが通信容量1.6Tタイプの新機種投入に連動し、マイクロモジュールの出荷が旺盛な状況であり、部門全体の収益の伸びをけん引した。センサは通信関連を中心に売上を伸ばしている。
車載関連事業の売上高は160.46億円、営業利益は10.98億円となった。パワー半導体用基板は、AMB基板の販売量が回復傾向にあるが、サーモモジュールは、EV車向けの車内冷蔵庫やカップホルダーの売上がやや低迷している。
その他の売上高は82.83億円、営業損失は4.42億円となった。工作機械、太陽電池用シリコン製品の出荷が減少している。
2026年12月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が3,800.00億円(前回予想と変わらず)、営業利益が600.00億円(前回予想と変わらず)、経常利益が550.00億円(前回予想と変わらず)、親会社株主に帰属する当期純利益が360.00億円(前回予想比9.1%増)としている。