2026年12月期 第2四半期決算 ハイライト
重松路威氏:代表取締役社長の重松です。みなさま、今回も決算説明会にご参加いただき、また動画をご視聴いただき、誠にありがとうございます。2026年12月期第2四半期決算についてご説明します。
全体の決算概要のポイントは4点です。1点目は、M&Aの直近の実施状況です。前回の決算で速報を発表しましたが、2026年6月1日に、ゲーミングソフトウェアの企画・開発を行う魔法株式会社の全株式取得を滞りなく実施しました。
当社にとって5社目となるM&Aであり、今年度より開始した連続的なM&Aが順調に進捗しています。同時に、AI技術の適用とエンターテインメントの融合による事業成長機会があると確信しています。
2点目に、今後のM&A実施に向けた案件開拓および検討の進捗状況についてです。こちらも案件の創出を順調に進めています。M&Aをご紹介いただくエージェント数は8月6日時点で406となり、今年度末に予想していた水準をすでに達成しました。
日本国内において、想像以上に多くのM&Aの事業機会が存在することを実感しています。また、M&Aエージェントが所属している会社数は140社に到達しました。日々のやり取りを通じ、多くの案件をご紹介いただいており、非常に手応えを感じています。
実際に第2四半期においても、エージェントから196社の新規M&A提案を受領しています。引き続きこれらの案件をしっかりと検討します。
3点目に、これまでに実施した5件のM&AのPMIは、想定どおり順調に進捗しています。イベント、エンターテインメント、ゲーミング領域でAI技術を活用することにより、事業をさらに飛躍させていくことを今期以降の戦略にしています。下期に向けて、PMIの順調な進捗を踏まえ、増収増益の基調に乗っていくものと見込んでいます。
4点目に、2026年度第2四半期の業績は、M&Aの成功を背景に、M&A関連費用を除くEBITDAが損益分岐水準に近づいてきています。第3四半期以降においては、売上高と事業規模の大幅な拡大を計画しており、下期に向けてキャッシュフローや利益が拡大していき、安定的な経営基盤の構築が進捗するものと考えています。
M&Aの実施状況
過去に実施した5件のM&Aをスライドにまとめました。2026年度は3件実施しました。また、下期においても、これまでどおり検討を進めていきます。
2026年度の業績推移の見通し
第2期以降の見通しについてです。スライドのグラフ上にある灰色の矢印が示すように、第2期から第3期、第4期、第5期にかけて、上場の前後で成長カーブに乗っていました。本年度の第3四半期および第4四半期以降には、再びこのカーブに乗るのではないかと考えています。
2024年度や2025年度において、事業モデルの転換により一定のアップダウンがありましたが、灰色の矢印のような当社が目指していた安定的な増収増益基調に、今後乗せていけるように、経営に取り組んでいます。
2026年からM&Aを活用したAI適用を開始、収益性は下期にかけて立ち上がる見通し
第3四半期および第4四半期も増収増益を見込んでいます。その効果が業績にどのように反映されるかについて、スライドのグラフで売上面・利益面の双方から評価しています。
売上高については、昨年の決算で詳細にご報告したとおり、2025年度は事業のビジネスモデルへの転換がほぼ終了しました。
四半期ごとの内訳で見ると、成長性を強くアピールすることはできませんでしたが、事業基盤を構築し、ある程度安定した収益構造を実現できたのが2025年でした。
2026年はこのような状況からスタートし、M&Aの進捗やAIの適用により増収を目指す方針です。利益面に関しては第1四半期と第2四半期で一定の投資を行い、第3四半期および第4四半期では、下期あるいは来年に増益基調に乗ることを示しています。
2026年にM&Aを実施していくというビジネスモデルは、2025年度の利益成長性と比較して非常に大きな成長を遂げる可能性があると考えています。今年スタートしたM&Aによる成長は、今後の中期成長に向けた大きな礎となるのではないかと考えています。
2026年6月末 貸借対照表
スライドはM&A実施後のバランスシートです。資産全体(流動資産)としては約25億円となっています。有利子負債額と現預金の欄をご覧ください。M&Aを実施し、第1四半期と第2四半期では売上規模がそれほど大きくなく、一部で赤字となったため、先に現預金を使用しています。
第3四半期および第4四半期においては、収益性が大きく改善すると見込んでおり、12月末には現預金と有利子負債がほぼ同等の水準まで回復するものと考えています。これにより、現金をさらに投資に充てられるようになります。
下期に向けては、現預金を十分に保有していると判断しており、M&Aを積極的に進めていきたいと考えています。
M&Aの進捗と実績
M&Aの進捗と実績の総括です。M&Aアドバイザー数は406、社数ベースでは140社です。第2四半期に新たに増加したアドバイザー数は93と、非常に速いペースで増加しています。また、企業情報の受領数は累計で729件、第2四半期には約200件の紹介を受けました。
その中で、当社では、例えばマネジメントとのミーティングやNDAの締結といった、次のステップを検討している魅力的な企業を「採用する」と呼んでいます。その企業採用数は約200件中8件で、前回の決算でもお伝えしたとおり約4パーセントの採用率です。
紹介案件数は増加していますが、採用率には変化がないことから、安定した企業採用の判断ができていると考えています。これまでのグループイン企業数は5社ですが、今年の下期から来年にかけて増加させることを目指しています。
私からは以上です。今後も経営が順調に進捗するよう努めます。次は第3四半期決算でご報告する予定です。今後も変わらぬご支援をよろしくお願いします。