テスホールディングスは14日、2026年6月期連結決算を発表した。売上高は前期比39.6%増の512.17億円、営業利益は同109.0%増の53.26億円、経常利益は38.34億円(前年同期は6.41億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は同936.6%増の21.23億円となった。
エンジニアリング事業の売上高は221.97億円(前年同期比32.8%増)、セグメント利益は12.74億円(前年同期比254.0%増)となった。受託型はコージェネレーションシステムや燃料転換設備、ユーティリティ設備等の省エネルギー系設備に関するEPCについては、前年同期に工事進捗が高水準で推移した影響により前年同期比で売上が減少した。一方で、再生可能エネルギー系設備に関するEPCについては、蓄電システム案件の増加により順調に推移し、前年同期比で売上が増加した。開発型は静岡菊川蓄電所及び東京センチュリーが組成する合同会社の系統用蓄電所のEPC等が順調に進捗したことから、前年同期比で売上が増加した。
エネルギーサプライ事業の売上高は290.19億円(前年同期比45.4%増)、セグメント利益は34.20億円(前年同期比39.8%増)となった。再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電は、前連結会計年度に「福岡みやこメガソーラー発電所」(所在地:福岡県京都郡みやこ町、発電容量:約67.0MW)を運営する福岡みやこソーラーパワーを営業者とする匿名組合の匿名組合出資持分全部を取得し連結子会社化したことに加え、「佐賀伊万里バイオマス発電所」(所在地:佐賀県伊万里市、発電容量:46.0MW)の営業運転を開始したこと及び前年同期比でオンサイトPPAモデルにおける電力供給サービスが約12.1MW(供給先9件)増加したこと等により、連結子会社の保有分における件数及び発電容量が増加し、前年同期比で売電収入に伴う売上が増加した。オペレーション&メンテナンス(O&M)は、顧客設備の故障による修理・交換等の不定期に発生するメンテナンス業務を主な要因として、前年同期比で売上が増加した。電気の小売供給は、顧客向けの電力料金が日本卸電力取引所(JEPX)のスポット価格と連動する市場連動型メニューによる供給量が拡大したことから、前年同期比で売上が増加した。資源循環型バイオマス燃料供給は、連結グループである「佐賀伊万里バイオマス発電所」向けのPKS燃料販売は順調に推移(内部取引により連結消去)したものの、連結グループ外向けのPKS燃料販売を行わなかったことから売上計上はなかった。
2027年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比25.0%増の640.00億円、営業利益は同11.8%減の47.00億円、経常利益は同24.4%減の29.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同15.2%減の18.00億円を見込んでいる。
また、同日、2026年6月期の期末配当金を前回予想から1.46円増配の9.54円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は9.54円(前期比4.42円増配)となる。