マクセルは25日、塩化チオニルリチウム電池(ER電池)と互換性を持つ1/2AAサイズ(直径14.5mm、高さ25.2mm)のワイヤレス充電対応全固体電池モジュールと専用充電器を開発したと発表した。本モジュールは125℃対応品と150℃対応品をラインアップする。
ER電池は産業機器のバックアップ用電源やスマートメーター、IoTセンサーなどに広く使用されているが、一次電池のため定期的な交換作業と使用済み電池の廃棄が課題となっていた。今回開発したモジュールは、ワイヤレス充電回路、高耐熱・高信頼性の全固体電池、昇圧回路を1/2AAサイズに搭載し、既存のER電池と同等の3.6V出力を実現。専用充電器と組み合わせることで、複雑な回路設計を行うことなく既存機器のワイヤレス充電化が可能となる。
繰り返し使用可能な全固体電池の採用により、電池交換作業の削減と電池廃棄量の低減に貢献するほか、ワイヤレス充電化により、電池交換や充電用の開閉部が不要となることで、高い密閉性が求められる機器への適用も可能となる。活用例として、高温環境で使用される食品用温度ロガーが挙げられ、同社はハウス食品と共同で実用性検証を進めている。
マクセル—ER電池サイズ互換のワイヤレス充電対応全固体電池モジュールを開発
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